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貯金はいくらぐらいを目標にためればいいのか?について考えてみた

以前、投降した記事に「手取りの何%を貯金に回せばいいのか?」ということについて持論を書きましたが、そうなると今度は「一体いくら貯めればいいんだよ!」という疑問も出てきます。

そこで、今回は私なりに以下の点についてまとめましたのでご覧ください。

  • 現金預金としてはいくらぐらい貯めておけばいいのか?
  • その理由についての説明
  • 私が実際に行った貯金のロードマップとその必要性
目次

手取り4ヶ月分を貯金しよう

結論としてはありきたりですが、

手取り4ヶ月分を貯金しよう

ただ、手取り4ヶ月分を持っておく理由はほかの方と少し違うかもしれません。

理由は失業への備え

失業したときに備えとしてこれぐらい必要

いくら貯金したらいいんだろうとネットで調べてみると手取りの3ヶ月分とか4ヶ月分とか書いてて、その多くは「ライフイベントに備えて」なんて書いていますが、正直、私にはピンときませんでした。

私としては、失業への備えとして手取り4ヶ月分を持っておきたいです。

失業手当支給までの間の生活資金

コロナ渦によって、雇止めなどの離職・失業者が増えたことは記憶に新しいでしょう。

そんな時に、パットを思いつくのはやはり『失業手当』です。

しかしながら、失業手当は支給がされるまでの期間には「自己都合」と「会社都合」に大きな差があります。

支給までの日数
  • 自己都合退職:3~4か月かかる
  • 会社都合退職:3週間程度で支給可能
  • 法改正によって、自己都合退職であっても5年のうち2回までは失業の認定2回目までの期間が3か月から2か月に短縮

給付制限期間中はアルバイトをすることもできますが、1週間の労働時間に制限があったりするためフルタイムで働けるというものではなく、やはり不足分はご自身の貯金を切り崩すことになります。

で、自己都合退職の場合は少なく見積もって3ヶ月、タイミング次第では4ヶ月近く無給状態が続く可能性があります

最悪のケースを考えると、手取り4ヶ月分は欲しいなというのが個人的な感想です。

正確な日数や失業手当の支給期間や給付制限期間などにおけるアルバイトについては、必ず各市区町村の公共職業安定所(ハローワーク)にて確認してください。

失業中の支出は就業中よりも多い

電気代がわかりやすいレベルで増えます

手取り4ヶ月分が欲しいなという思う失業に関連する理由の二つ目としては、「何かと失業中の支出は仕事をしていた頃よりも増える」という点です。

実際、私が失業中に実感した支出が増えているなという費用項目は以下の通りです。

支出が増加した
  • ガスや水道・電機などの光熱費関連
  • 面接に赴く際の電車代
  • 履歴書や職務経歴書などの就職活動費
  • スーツや革靴などの買い替えや新調

考えてみれば当たり前といえば当たり前なんですが、就業中は不要だった就職に向けた活動資金というのがどうしても増えますし、日中も自宅にいるわけですから光熱費などの生活支出も当然ながら増えます。

特に、夏や冬は日中も暑かったり寒かったりするためエアコンの使用率もぐっと上がるので、お値段もぐっと上昇する。

なので、仕事を辞めて「支出を抑えれば4ヶ月ぐらい持つ」なんて考えず「手取り分は掛かる」と思ってたほうが良い。

貯金前に行う自己把握とロードマップ

貯金をはじめよう!!という人に対して言いたいこととしていきなり貯金を始めるのは、ただただ失敗の確率を上げるだけになるのでやめましょう。

誰だって失敗するのは嫌ですからね。なので、貯金をする前に以下の2つに取り組みましょう。

貯金前にやること
  1. 貯金に対するモチベタイプを把握する
  2. 貯金額達成までのロードマップを作る

1つ目だけど、個々人によって貯金に対するモチベーションを維持する方法?環境に違いがあります。

お金が貯まること自体でモチベーションを維持できる人間もいれば、他人を巻き込んで監視は言い過ぎですが人に見られているという状況下でうまくいく人や目標達成時のご褒美で動ける人間と様々います。

ちなみに、私はお金が貯まるだけでモチベーションが維持できる人間なんですよ。笑

まずは自分のタイプを理解するというのが大切ですが、詳しいことは以前記事にもしていますんでそちらを参考に。

ということで、今回はロードマップを作る意味と理由について解説します。

ロードマップとは?

ロードマップとは計画表みたいなニュアンスのもの

ロードマップって何?って思う人もいるかもしれませんが、Wikipediaにはこう書かれています。

ロードマップ(Roadmap 行程表)とは、プロジェクトマネジメントにおいて、用いられる思考ツールの一つである。

ロードマップ – Wikipedia

はい、よくわかりませんね。

簡単に言うとステップごとにいつまでにどれぐらいという大まかな数字や目標を記載するいわゆる計画表みたいなもんです。

貯金をするならロードマップというか計画は練っておいたほうが良いです。

理由としては、『期間も金額を大きいため途中で心が折れないようにするため』です。

心が折れないためにも作るべし

心が折れて↑のようにならないように

何故、ロードマップを作る必要があるのか?っていうと理由は見出しにも書いた通り、

途中で心が折れないようにするため

手取りの4ヶ月分を一人暮らしで貯めていくとなると、それはそれで非常に期間も長くなります。

私の場合で考えてみると、手取り21万で黒字額がおよそ25,000円なので、およそ33か月(2年と9か月)も掛かります

計算している時点で、「なげぇ!めんどくせぇな!」と思ったので、やりだすとほんと精神的に参りそう。

更に毎月決まった金額が貯められればいいんですが、生活をしていると急遽必要な出費というのは出てきます。

例えば、家電製品や衣服・靴などの生活必需品や趣味のものまで…。

すると、思ってたように貯めることができなくて、それに応じて期間も延びるため貯金する気がなくなってきます。

そうならないためにも、ロードマップを作ることをお奨めします。

作るならできるだけ細かく作ろう

小さい目標のほうがゴールしやすいのでオススメ

で、ロードマップを作るなら個人的には出来るだけ細かく目標を設定していくのが良いと思います。

そこで一つ例を出します。

どれが楽そうに感じるか?

例えば、1年で手取り3か月分の60万をためよう!と思ったときに、

  1. 12か月後に30万円を貯めます
  2. 毎月2.5万ずつ貯めます
  3. 1日820円貯めていきます

どれが一番楽そうで、どれが一番きつそうに見えますか?

多くの人は1番が一番きつそうで、3番が一番楽そうだなと感じるのではないかと思います。

金額的にはどれも最終的に1年間で30万をためるという結果にはなるのですが、毎日クリアする目標があり、その目標をクリアしていくというほうが精神的には非常に楽ですし、1日単位のほうが金額も少ないのでハードル自体を低く感じます

なので、目標達成できるか不安な人はとにかく実現可能なレベルで目標を細かくしていくことを推奨します。

私のロードマップ

では、実際に私はどうやって手取り4ヶ月分を貯めたのか?そのロードマップを挙げておきます。

実際のロードマップ
STEP
生活支出の4ヶ月分を一気に貯める

家計簿収支額からみても緩い1年

STEP
貯金分を丸々、資産運用に回す
STEP
残金で手取り4ヶ月分を貯める

STEP2と3で更にプラス1年

わりと暴論というか極端な例です。

当ブログの家計簿を見ていただいている方はわかると思いますが、私の場合は毎月の黒字額が積立ニーサの限度額を超えるため、余った金額で手取り4ヶ月分を目指すことができます。

以下では、このロードマップを引いた個人的な理由を語らせてもらっています。

就業中なら生活支出4ヶ月あれば十分

仕事をしていない場合は、就職活動費などによって一か月分の手取りと同じぐらいの支出が考えられますが、仕事をしている間なら支出は常にほぼ似たり寄ったりの金額になります。

もちろん、年末年始やボーナス商戦・ブラックフライデーなどの支出は別物ですがね。

で、私の経験則上、「一度に使うお金としては、生活支出4か月を超える出費は早々出ない」ってことです。

自分で言えば、生活支出はおよそ18万円前後なので一度の買い物で70万円超えの出費をする商品を衝動的に買うなんてことはないし、もし買うとしても貯金とは別のくくりで貯めているので突然の出費ではありえません。

資産運用を早くしたかった

離職と就職を繰り返してきた私だから、「もっと早く資産運用しておけばよかった」と心の底から後悔しています。

あくまでシミュレーションですが、こんなデータを見れば誰だって後悔しますよ…。

定義
  • 金融庁の資産運用シミュレーション使用
  • 積立額は積立Nisaの上限の3.3万円
  • 想定利回り3%
  • 比較期間は20年と30年

今回のシミュレーションでは、積立ニーサの上限ギリギリ設定で10年の差が900万円の差ですよ?

10年間に積立ニーサで積み立てた「396万」が、900万円に化けたと考えれば早くやるには越したことがないと思えます。

限度額を超えた黒字が確保できてる

これは私のみ強みといえますが、私の場合は積立ニーサの限度額を超えた黒字をおおよそ確保できています。

メイン口座の実際の残高推移
月別収支
2021年01月+112,265円
2021年02月+79,417円
2021年03月+9,649円
2021年04月+59,774円
2021年05月+39,555円
2021年06月+55,783円
2021年07月+51,308
2021年08月+35,682円
2021年09月+33,518円
2021年10月+53,853円
2021年11月-102,022円
今年の収支状況

メイン口座の残高推移と月別の収支を見てもらうとわかりますが、積立ニーサの限度額いっぱいまで突っ込んでも残高推移が大きく落ち込んでいるわけではなく微妙に増加しています。

11・12月は支出が大きいので残高推移は少し減る傾向にありますが、それでも手取り4ヶ月分を目指せる状況です。

ただし、私と同じことをほかの方がしようとすると、かなり生活に苦労すると思いますのでお勧めはしませんがねー。笑

まとめ

ここまでの話をまとめておきましょう。

まとめ
  • 手取り4ヶ月分を目安にためよう
  • 失業手当の支給までかかる月の分までというのが理由
  • 就職活動費が嵩むため就業中よりも支出は増える傾向
  • 貯める前にどう達成するのかロードマップを引こう

あくまで、私自身の経験からいくら貯金をしておけばいいのか?という点での説明とロードマップの必要性や、実際に私がどんなロードマップを引いたのかについて記事にまとめました。

この通り真似すれば確実にいいよというわけではないです。

どちらかというと、退職と転職を繰り返した末に考え付いた貯金額であって、正社員の方ならこんな思いつめるような貯金額の設定にしなくても済むと思ってます。

なんとなーく、周りが手取りの4ヶ月分って言ってるからではなくて、理由をきちんと考えておくとその理由に沿った金額を自身で考えることになりますので、そういう意味でも私なりの持論を見て何かを考えてもらえればと思います。

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