固定費の削減ならスマホを格安SIMへの乗り換えを最初に行ったほうが良い理由を解説します

節約をするのなら、必須と言える作業が『固定費の見直し』です。

今回は、その中でもとにかく高くてなんとか削減できないか?と考えがちなスマホ料金の対策として格安SIMへの乗り換えを勧める理由についてまとめました。

  • 改めて格安SIMをオススメする理由ってなんだろう?
  • どれぐらい安くなるのか?
  • 移行する前の注意点とかあるのだろうか?

この辺りの疑問についてお答えする記事です。

本記事では、ahamo/povo/LINEMOも格安SIMの位置づけです。

目次

結論

結論

2年縛りの廃止などで乗り換えの敷居も下がってる状況

更に、3大キャリアも格安SIMに参入している今がチャンス!!

削減の効果もすぐ実感できるからやらない手は無い

オススメする理由

理由
  • 兎にも角にも毎月の支払料金が下がること
  • 格安SIMへの乗り換えが簡単になったこと
  • 3大キャリアも含めてプラン増えたこと

毎月の支払料金が下がる

とにもかくにも、格安SIMにすることで得られる最大のメリットがこれですよね。

では、実際どれぐらい下がるのか、私の例で説明します。

事例:筆者の場合
  • softbank(2年縛りの5GB)からY!mobile(15GB)へ
  • 自宅はインターネット回線(softbank)がある
  • モバイルデータ通信は屋外のみで自宅は基本wifi接続
softbank時Y mobile時
5,700円2,277円
スマホ料金比較

毎月およそ4,000円程の差で、年間48,000円ですから2~3年経てばiphone1台分ぐらいですかね。

人によっては更に劇的に下がる人もいるかもしれませんが、私個人の見解としては4,000円も浮けば他に予算を回すことも出来ますし、スマホ代が高い高い!!とストレスを抱えることも無いのでOKです。

塵も積もれば山となるで、格安SIMへ乗り換えする価値はありますよ。

乗り換えが簡単になった

なぜ、乗り換えが簡単になったのか?

その答えは、2019年10月1日に改正された電気通信事業法にあります。

この法改正により、2年縛りと呼ばれる販売手法が禁止されました。

また、その際に中途解約の違約金についても見直しがされ、以前は9,500円も発生していたものが最高1,000円になります。

What’s 2年縛り?

2年定期契約のことで、要は2年間同じキャリアで契約し続けますよっていうこと。

これによって、月額料金が大幅に割引されたり端末代が安くなったりするため、ほぼほぼ必須の契約だった。

契約は原則自動更新となり、特定の月に変更もしくは乗り換えをしないと違約金が発生する。

2年縛りがあることで、キャリアでの囲い込み状態が続き、結果として格安SIMや他キャリアへの乗り換えがしづらいという側面がありました。

いくら安くなると言っても、瞬間的に9,500円を失うとあっては躊躇いますし、それなら次の更新までと考えているうちに気持ちをうやむやになってしまい、結局、乗り換えしないなんてこともあり得ます。

実際、私は上の状態で何年も何年も乗り換えできていませんでした。

それが廃止され、中途解約の違約金が無くなったもしくは減額されたことで乗り換えへの敷居はグンと下がりました。

プランが増えたこと

3大キャリアも格安SIMに参入

格安SIMのほとんどは毎月のデータ量が決まっているプランになります。

対して、

キャリアのプランは使い放題などがメインで、普段から50GBや100GBを使わないのであれば無駄に高い料金を支払うことになります。

そういう人達に対しては格安SIMのデータ量が決まっているプランと言うのは魅力的です。

UQ MobileBiglobeRakuten
3GB/15GB/25GB1GB/3GB/6GB/12GB/20GB/30GBデータ使い放題
格安SIMはプランが豊富

さらに、昨年ぐらいから3大キャリアもこぞって格安SIMに参入していますので、以前よりも格段に選択肢が増えています。

  • ahamoやpovo、LINEMOがそれに該当します

乗り換えの注意点

乗り換えする際には下記の点は注意したいところ。

注意点
  • 2年縛りの有無と更新期間の確認
  • 格安SIMでも同じスマホを使うならSIMロック解除をしておく
  • 自分が使っているSIMの種類を把握しておく
  • プランを選択する前にデータ通信量を把握する
  • 事前に料金を計算して本当に安くなるか確認
  • キャリアメールなどからの移行を行う

2年縛りの有無を確認

上にも書きましたが、2年縛り廃止前のプランだとほぼ100%の確率で2年定期契約を結んでいます

この状態で乗り換えをしようもんなら違約金が発生してしまいますので、もし更新期間が間近に迫っていて現状、急いで乗り換えをする必要が無ければ更新期間に切り替えることを推奨します。

もしくは、同キャリア内の2年縛りが無いプランに一度契約し直してその後、即解約するなんて手もあるようです。

  • 詳しくは、各キャリアの窓口などで確認してください。

ただ、例外もあります。

乗り換え前後の料金に大きな開きがあり、更新月が10カ月後とかなら違約金を払ってでも買いやするのはアリです。

個人的な感覚としては、

更新月の2~3カ月前までに違約金+乗り換え後料金が安くつくのであればやるかなって感覚です。

キャリアによって、解約した月の請求が満額届くこともあったりするので、そのあたりを勘案すると更新月の2~3カ月前にペイバッグ出来るぐらいの余裕が欲しいところ。

SIMロック解除の申し立て

SIMロックの解説図

一括購入をしていないと、多くのケースではSIMロックがされている状態のはずです。

乗り換え後も同じ端末を使うつもりもしくはその予定があるのであれば、SIMロックの解除をしておきましょう。

やり方はキャリアやiphoneもしくはAndroidによって違うので個別の説明は無しです。

SIMロックとは?

契約した携帯電話会社のSIMカード以外は使用できない仕組みのことを指します。

上記の画像で言うと、
softbankで購入した端末をsoftbankで使うのはOKですが、docomoで使うことが出来ないということです。

SIMの種類を把握しておく

出典:UQ mobileより

スマホを買ったときに小さなカードをスマホに入れているのを見たことがあると思います。

その小さなカードが、SIMカードっていって識別情報などが入っていてこれがないと、通信したり電話などが出来なくなります。

これには3種類があり、それぞれ、”標準SIM”、”microSIM”、”nanoSIM”です。

店頭だと、調べてくれたりしますがネット契約になると自分でどのSIMカードか調べる必要があるので、乗り換えの段階であたふたするのを防ぐためにも事前に調べておきましょう。

データ量をちゃんと把握する

格安SIMのプランは、使い放題ってのがほぼありませんので、自身で使うデータ通信量のプランを選択して利用することがキーになります。

この時、重要なのは『多すぎず少なすぎずのちょうどいいデータ量を選ぶ』ことです。

自分が毎月使っているデータ通信量を把握していますか?

と急に聞かれたら答えられる人はそうそういないと思いますので、今のうち調べておきましょう。

私はiphoneなのでiphoneに限りますが、ざっくりとした数値なら調べることが出来ます。

iphoneの通信量ざっくり把握方法

STEP
iphoneの『設定』をタップします。
STEP
設定の中から『モバイル通信』をタップ
STEP
モバイル通信の中に『モバイルデータ通信』で確認可能

なお、これは統計を取ってから今までのデータ通信量になるので、ほんとざっくりレベルです。

この方法で分かるのは、あくまで統計を取りだしてから累計ですので、ひと月分とかでは無いです。

あくまで、ざっくりとこれまでどんなアプリにどれぐらいデータ通信量を使用したのか?及びその頻度と回数である程度は目星が付くと思います。

ですが、やはり正確な情報が欲しいのであれば各キャリアが提供しているデータ通信量で確認しましょう。

料金計算はちゃんとしておく

これで来月から安くなったぞ!!

と思ったら、あれ?先月より安いどころか逆に高いんだけど!?

こんなことが起きる可能性があるので、注意が必要です。

プラン単体で考えた場合は安くなるのは当然ですが、プラン以外の割引などが適用されている場合は気を付ける必要があります。

事例:筆者の場合
  • 自宅はインターネット回線(softbank)がある
  • セット割で1,000円引きになっている

このまま格安SIMにするとセット割が適用されないため、+1,000円の負担増となる。

この場合、セット割が適用されるY!mobileが最善となる。

このように、格安SIMを選ぶ前にどんな割引が適用されているのか?を調べてからじゃないと格安SIMから別の格安SIMに移ることになり手間も増えちゃうので、気を付けるように!!

キャリアメールから移行する

大手キャリア(docomoやau/softbank)の格安SIMプラン(ahamo/povo/LINEMO)ではキャリアメールが使えません。

同様に、その他の格安SIMに移ればいま使っているキャリアメールは使えなくなります。

そのため、キャリアメールで登録しているサイトやアカウントがあれば早め早めに移行しておくのが一番です。

もしくは、これを機に登録中のサービスを洗い出して整理しちゃうのも有りかと。

まとめ

では、最後にまとめていきたいとおもいます。

まとめ
  • 2年縛りの廃止や乗り換えの簡易さ、プランが豊富になったので格安SIMへのお勧め度が上昇した
  • 使い放題のプランがほぼ無いので、自分に合ったデータ通信量のプランを選択する必要がある
  • 2年縛りの更新時期の確認やSIMロック、料金計算など乗り換えする前の下調べが必要なのは変わらない

以前から固定費の削減としてよくあげられていた格安SIMへの乗り換えですが、2年縛りの廃止に始まり、昨年末からは3大キャリアが続々と格安SIMへの参入してきています。

更に、楽天は1GBまでは0円と言うほんと使わない人には料金が掛からないという時代になっています。

ほんと以前と比べて更に乗り換えのしやすさも出てきていますので、節約で何か削れないかな?と思ったらスマホの料金見直しをオススメしますよ。

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