商品を購入した後に、「なんでこんな無駄遣いを」と後悔したことは有りませんか?
当然のことながら、私も有ります。笑
そんな私ですが、とある考え方をするようになってから年4~5回は後悔する無駄遣いをしていたのに、最近では年1回ぐらいで済むようになってきました。
そんな後悔しない無駄遣いをしない考え方についてまとめました。
価格/期間/時間で無駄遣い防止

無駄遣いを減らす答えは非常にシンプルです。
価格/期間/時間で後悔する無駄遣いがグッと減る
後悔する無駄遣いとしない無駄遣い
ここから先で無駄遣いをなくすために色々と書いてますが、先に言っておくと無駄遣いを全否定しません。
というのも、無駄遣いには2種類あるから。
- 「なんで買ったんだろう」と”後悔する無駄遣い”
- 「生活に豊かさを与える」”後悔しない無駄遣い”
生活に豊かさを与える無駄遣いって何?って思うかもしれませんが、趣味とか気分転換に使うもの、生活上の余白・余暇・余裕に言い換えれば分かると思います。
で、なんで生活に豊かさを与える無駄遣いを否定しないかっていうと。
ちょっときつい言い方になるけど、生活するだけなら趣味とか豊かさなんて要らなんですよ、ただ生きていくだけなら。
けど、そんなんじゃ生きていくのが苦行だし、誰もそんなこと望んでいない。
面白おかしく楽しく生きていくためにも、生活に豊かさを与える後悔しない無駄遣いって必要なんです。
が、それに対して後悔する無駄遣いはお金も時間を奪い、後悔と言う本来ならあまり歓迎したくない感情まで誘引してしまうので、これについては対処する必要があるよねってことで、これからの内容をを書いています。
後悔する無駄遣いの原因を考える

さて、上で無駄遣いには後悔する無駄と生活に豊かさを与える無駄があることを理解したうえで、なぜ、後悔する無駄遣いをしてしまったのか?という原因を考えていきましょう。
金額の高い安いだけで見て失敗

使いどころがはっきりしていて、欲しいなと思っていたところにセールなどで安くなってたので買ったけど、すぐ壊れてしまったり、予想以上に使えなくて、後悔するっていう。
特に最近は、ブラックフライデーや夏と冬のボーナス商戦、年末年始、Amazonや楽天などのキャンペーンやセールなどわりと安くなる機会が多くて、このケースは多いんじゃないかな。
使うシーンを想定していなかった

もう一つは、高くて性能の良い商品を買ったけど、イメージで使うだろうとか一時の感情で使う機会や使いどころを熟考しない結果、買った後に「これいつ使うんだよ…」となって後悔するパターン。
価格分の活躍をしなかった

上の二つで共通して言えることは、「買った価格分の活躍をしなかった」ということ。
というより、後悔した!って思う感情の9割がコレじゃないかなと。
金額の高い安いも使うシーンが想定してなかったというのも、最終的には「買った金額に見合った働きをしてくれなかった!」という強い思いが結果として、後悔として出てくると私は感じています。
後悔する無駄遣いをしない3つの軸
ここまでで、後悔する無駄遣いの原因が分かってきたところで、後悔する無駄遣いをしないための3つの軸を紹介
- (商品の)期間
- (商品の)時間
- (商品の)価格
(商品の)期間

どれぐらいの期間持つのだろうか?どれぐらいの期間この商品は使えるのだろうか?という単純な期間を指し示します。
例えば、電化製品で言えば、耐用年数と言い換えることが出来ます。
電化製品以外の例えば、衣服などの場合であれば1年のうち何日ぐらい着るのかな?というのも期間に入りますね。
(商品の)時間

この時間には、3つの意味があります。
- (商品を)使用する時間
- (商品を)準備する時間
- (商品を)利用することで得られる時間
意味自体は、言葉から理解できると思いますが、1度使うとどれぐらいの時間使用するのか?というと、使うために準備が必要な場合はそれにかかる時間、その商品を利用することで得られる手の空いた時間と時間には複数の意味合いがあります。
これらを、分かりやすい言葉で言うと時短でしょうか。
食洗器とかは、まさにこの時間を大きく短縮する家電製品と言えます。
(商品の)価格

一番忘れちゃいけないのは価格です。
当たり前の話ですが、機能や性能が同じなら安いほうが良いに決まってます。
安いは正義!!
これ自体は、何一つとして間違えていませんが、上述したように価格だけで見ると後悔する無駄遣いをしやすくなるので注意が必要ですけど。
後悔する無駄遣いをしない考え方
価格+期間×時間で考える
後悔する無駄遣いをしない考え方として、私が使うのが「価格+期間×時間」で考える方法です。
さて、ここで皆さんに質問です。

買った商品の価格が0円になるタイミングがあるとしていつでしょうか?



ヒントは下の画像の折れ線グラフです。
答えは、『その製品が無くなったり使用不可能になったタイミング』です。
例えば、10万円で買った製品の価値が10年後も10万円の価値がないと感じるのを、「製品の価値を消化して使っているから」というのを言葉では無くて、感覚として捉えているからです。
説明は割愛しますが、実はこのような計上の仕方は簿記の「減価償却」に当たります。
で、原因の中に「価格に見合った働きをしないことが後悔する無駄遣いの一因」と言いましたので、それなら一層のこと3つの軸を組み合わせて「算出した1日あたり1時間あたりの金額を支払っても後悔しないか?」と問うてしまえばいい。
と思い至りました。
上の例で挙げた、10万円の製品を3年間毎日2時間使うとしたらどうでしょう?
100,000円÷1095日=1日91.3円=1時間45.65円
1時間あたり45.65円を支払っても後悔しない!と思うのであれば、きっと買ったとしても後悔することは減ります。
まとめ
ここまでの内容を総ざらいしておきましょう。
価格/期間/時間で後悔する無駄遣いがグッと減る
- 無駄遣いには、後悔するものと生活に豊かさを与える2種類がある
- 無駄遣いと感じるのは、金額の多寡・想定不足・働きが足りてない
- 商品の期間・時間・価格の3つの軸を持つこと
- 後悔したくないのであれば、日割・時間割を算出して問うといい
これらのことをやっても世に出ている商品や製品には、不具合や初期不良、思っていたものと違う!ということあります。
記事に書いた事を実践したとして、後悔する無駄遣いを100%無くすということは難しいです。
ですが、今まで遭遇してたよりもその回数を下げることは出来るはず。
実際、私はこの考え方で年に4~5回は後悔した無駄遣いを年1ぐらいまでに下げられましたので…。
この記事を読んで、少しでも皆さんが後悔する無駄遣いをしないように鳴れば幸いです。
では、また次の記事でお会いしましょう。
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