みなさん、おこんばんわ。
皆さんマウスやキーボードはどう選んでいますか?私自身も、あまり拘りなんかなかったんですけど以前から「トラックボール」という製品があることは知っていました。
前々から使っていたマウスが壊れてしまったんで、それを機に前評判が良さそうかつ値段もそこそこなトラックボール「SWーM570」を購入しました。
使いだして6カ月経ちましたので感想を書いていきます。
総合的な結論コーナー
ざっくりですが、使用感を含めた感想を先に書いちゃいます。
細かい内容については個々にまとめます。
良い点/悪い点
- 手首を動かさないので長時間使ってても余り疲れない
- ボールを動かすだけなのでカーソルの移動が楽になった
- 他のマウスに比べて最低価格が高めである
- 細かな操作がしづらく作業効率が落ちる可能性有
- ボールの部分に埃がたまるので掃除は必須
評価
満足度 | [star rate=”4.8″ max=”5″ number=”1″] |
デザイン性 | [star rate=”4.1″ max=”5″ number=”1″] |
フィット感 | [star rate=”4.7″ max=”5″ number=”1″] |
機能性 | [star rate=”5.0″ max=”5″ number=”1″] |
価格 | [star rate=”3.0″ max=”5″ number=”1″] |
基本的には良く出来たマウスだと思う。
少し大きめのサイズな気もしないでもないが、私のように手が大きい人間にはちょうどいいサイズとフィット感であった。
機能も光学式と変わらぬホイールと進む戻るの2ボタンだけだが、PCゲームなどをしない人にとってはこれだけ揃っていれば普段使いにはちょうどいい。
ただ、少々難儀なところがあるとすれば価格だろうか。
光学式が安いと300円台から買えるのに対してこちらはおよそ3倍の値段を出さねばならず、普段とは使い慣れないという不安要素も相まってある種の博打感がある。
結論
普段から使っているマウスに比べて、トラックボールは価格.com調べで最低価格が他のマウスに比べて最大6倍ほど高いという欠点を抱えている。
更に、細かい操作を含めて慣れが必要だったりするので、作業効率低下の懸念もある。
が、それ以上に感じたメリットはとにかく”手首への負担軽減”
私は普段からパソコンを長時間使ううえに職場でもガンガンマウスを使いまわすため手首への負担がわりとシャレにならないレベル。
その私にとって手首を動かさずに操作ができるトラックボールというのは良い選択肢。
もし、私のように手首への負担が気になるようであれば試してみるのも一興!
製品写真
左側に大きくせり出したデザインが特徴
光学式のマウスとは違いカーソルの移動操作はボールでやるため、左側が出っ張りのようにせり出した中々奇抜なデザインをしています。
左右のクリック部分には、それぞれの中央に指が収まるように浅めの窪みがあり意識せずとも収まるようになっている点は他のマウスとも共通ですね。
特段、特別な作り方はしていませんがそれがまた良いんです。
普段使いに便利な進む戻るとホイールのみ
多ボタンのマウスも多くある中、シンプルに”ホイールによるスクロール”機能と”進む戻る機能の2ボタン”のみとなっています。
個人的には、これぐらいシンプルなほうが良いです。
FPSとかPCゲーマーじゃない限り多ボタンっってあまり使用する必要性を感じない。
ただ、ホールは勢いよく回してもすぐ止まる遊びの無い感じですので、どっちかっていうとホイールを回してガンガンスクロールしていくというよりも、適宜転がしていくという使い方になります。
手が大きい人には取り出しづらい小ささ
掃除のためにボールを取り外すことがあるんで、着脱についても調べてみましたがこれはちょっと大変な印象です。
簡単に外れないように、しっかり押し込まないといけません。
また、押し込んだ際にカチッと音が鳴るんで、やわなつき方していないなって感じます。
取り外す時の想定は、裏面から見える穴から押し出して取るというのなんでしょうけど、私のように手や指が大きいと穴が小さくて押し出せません…。
良かったこと
よかった点を書き出していきます。
カーソル移動が楽
当方のPC環境はデュアルモニタなので端から端までの移動がわりと大変です。
通常の光学式マウスだと、マウスをスライドしてまた定位置に戻してまたスライドしての繰り返しをしなければなりませんでした。
が、トラックボールではそんな動作不要で、ボールを動かすだけで端から端まで簡単に移動できます。
万人に受ける要素ではありませんが、大き目の画面やデュアルモニタなどを使っている人にとっては地味なメリットではないかと。
長時間使っててもあまり疲れない
光学式マウスの場合、カーソル移動をするには手首を中心としてマウスを左右に動かす必要があります。
そのため、疲労が蓄積しやすいです。
その状態で、自宅に帰っても使うってなれば、手首が痛くなったりするのは必定。
が、トラックボールが動かすのは親指だけです。
負担が0になるわけではありませんが、それでも通常のマウスを使うよりは疲労の蓄積だって差が出てきます。
悪かった点
良かった点もありましたが、悪かった点もあるんでそちらを…。
少々値が張る
価格.comさんで調べてみると、下記の表のように結構な開きが有ります。
発売日で絞り込みは出来ませんでしたが、ワイヤレス限定として調査しました。
タイプ | 製品数 | 最低価格 | 最高価格 |
IR LEDマウス | 37 | \550 | \4,279 |
BlueLEDマウス | 214 | \634 | \8834 |
レーザーマウス | 45 | \858 | \13,500 |
光学式マウス | 99 | \450 | \19,823 |
トラックボール | 62 | \2,668 | \11,273 |
最低価格に6倍ほどの開きがあるため普段から使い慣れたマウスからこの後にも書いていますが、作業効率が落ちるリスクを踏まえて、買い替えるのは少々博打感があります。
細かい操作や精密動作がしづらい
日常で使う分には申し分ないんですが、細かい操作や精密動作を必要とする場合は苦労しました。
- ブラウザのタブを”×”で閉じる
- リンク先へカーソルを当てる
- 文字の選択
総合すると、”小さい画像や文字などに対しての動作がやりづらい”ということになります。
光学式マウスの場合は、手が動くことでカーソルが連動するため直感的ですが、トラックボールはその名前の通りボールを動かすので中々、感覚が追い付かないという感じです。
普段使いではさほど気になりませんが、素早い操作性や精密動作が必要な人にとっては直感的じゃない分、作業効率は落ちるのかなと思います。
埃が絡むので定期的な掃除が必要
トラックボールは、ボールを回すことでカーソルを移動させているんで、ボールを入れている内側にローラー部分らしきものがあります。

ボールを回すことで、ゴミやホコリが白い3か所にたまってしまうのです。
おっさん世代には懐かしい”ボールマウスで起きていた問題”に似ていると思います。
定期的に、ホコリを取る作業が発生してしまうのは、光学式マウスなどに慣れていると不便に感じるかもしれません。
慣れが必要なケース:範囲選択
半年も使えば慣れてくるんですが、購入直後に困ったというか頭が一瞬こんがらかったのが”範囲選択”です。
何故なのか?
その理由は、今までのマウス操作と違いこの動作をするとき指2本を使用しているからなんですね。
- 01左クリックで先頭の文字を選択
- 02マウスを動かして範囲選択
- 01左クリックで先頭の文字を選択
- 02親指でボールを動かして範囲選択
文章にすると、「別に余裕じゃん!」って言われそうなんですけど、ほんと買った当初はこれが出来ませんでした。
けれども私は、2~3日もすれば慣れましたが。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回買ったトラックボールは、マウスがぶっ壊れたのを機に買い換えたものですが、結果的に満足いく製品だったなと思います。
こいつが壊れたとしても、次もトラックボールを買いそうな気がします。
では、また次の記事で。
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