お酒全般好きなんですけど、基本的に自宅や外で吞むこともほぼしないんですよね。
- 月1回の友人との飲み会
- 実家に帰省した際に呑む
このぐらいの頻度でしか呑みませんが、それでもお酒は好きなのでビールやチューハイ・ハイボールなんかも呑みますが、日本酒は正直、ほぼ呑みません。
ですが、最近気になっているサービスがあって日本酒定期配送サービスの”SAKE POST”です。
このサービスがわりと日本酒の門戸を広げるキラーコンテンツとなるのでは?と注目するにあたり、そもそも「なんで日本酒あまり呑まなくなったんだっけ?」という理由について考えてみることにしました。
今回、書き出した理由5つをもってして
私はこれらの理由で日本酒ををあまり呑まなくなった。
と言い切れます。
日本酒をあまり呑まない理由

ということで、早速ですが日本酒をあまり呑まなくなった理由について5つほど挙げてみました。
①銘柄が多く好みのを見つけるまでが長い

日本酒ベースの果実酒なんかはたまに呑むこともありますが、清酒はほぼ呑むことがありません。その理由として、

銘柄多すぎるやろ!?
って思っているのですよ。
というのも、そもそも日本酒は原料や精米歩合、麹米の使用割合から9種類に分類されています。
いわゆる、純米大吟醸や本醸造などですね。


で、これらの区分けとは別に”八海山”や”浦霞”などのように、日本全国の酒蔵で作られている銘柄がある。
その数、なんと10,000種類以上とも言われている。
銘柄が多い=様々な味の日本酒に出会えるというメリットが存在しますが、初心者側の儂としては面倒くさいというか鬱陶しいというか微妙に悩ましい問題でもあります。
というのも、これだけ銘柄が多いと自分の好みの日本酒を見つけるまでが長いから。
好みの味の日本酒が100本あると仮定して、
10,000本の中から探り当てる確率は?
1%
1%を引き当てるために、呑みなれていない日本酒を自腹で買い、しかも呑み続ける。
そこまでしたくないので、日本酒を呑みません。
②好みのを見つけるまで呑み続ける抵抗感


別に日本酒を買わなくて、居酒屋で呑めばいいじゃないかと言われそうですが、そもそもお店で出される日本酒の銘柄は少ないと感じていて、その中で好みが見つかるかといえば難しいのではないでしょうか。
すると、日本酒を買うというのが現実的です。
しかし、1%の好みの日本酒を引き当てるために、日本酒を買っては呑んでを繰り返すことになりますが、少ない内容量なら、それも悪くはありません。
問題は、『内容量と銘柄数の相関関係』です。
項目名/種類 | 一合瓶 | 二合瓶 | 四合瓶 | 一升瓶 |
---|---|---|---|---|
内容量 | 180ml | 300~360ml | 720ml | 1,800ml |
銘柄数 | 少ない | 少ない | 多い | 多い |
日本酒には4種類の容器(一合、二合、四合、一升瓶)があります。
一般的に、内容量が増えると銘柄数も増えていく傾向にあるため、好みの日本酒が一合瓶や二合瓶で見つからなければ四合瓶に手を出さざるを得ません。
その過程で、どうしたって自分の口に合わない日本酒も出るでしょう。そうなると、儂としては



何が悲しくて、自分の口に合わない酒を呑まなきゃいけない。
罰ゲームかなにかですか?
こんなんが続くのか?と思うと、日本酒をあまり呑みたいとは思いませんね。
③美味しい日本酒を知らない


呑まなきゃ美味しい日本酒が分からないだろって言い分が聞こえてきますが、儂のような日本酒初心者は世間一般的に認知されている日本酒ぐらいしか知らんのですよ。
10,000種以上の銘柄があるにもかかわらず、浦霞や獺祭、八海山、久保田とか有名どころしか知りません。
で、正直な話、儂も居酒屋とかで日本酒を呑んだりしますが、ショージキ美味しいと思ったことがほぼ無い。マジで無い。
もちろん、酒が入っていて正常な判断が失われているからってことも十分考えられますがね。
居酒屋でちょこちょこ呑んでるにも関わらず、美味しい!と感じる日本酒に出会えていないので、進んで日本酒を呑もうとはなりません。
④初心者が入りづらい雰囲気がある


①~③の問題を解決しようとした結果、何が生まれたかというと
- 日本酒選びをしてくれる人や専門店
- 日本酒を主軸としたイベントの開催
よくある市場活性化や門戸を広げる施策ですね。
ただ、これらの施策って”興味がある人向けの潜在ニーズの掘り起こし”にしかなっていなくて、日本酒を取り巻く環境が少数派&非主流派であることを考えると、”興味関心の薄い人を興味関心のある方向に繋げる”施策が有効かなと。
上に挙げたような施策って日本酒に興味がある初心者は良い。
けど、興味がない人にとっては日本酒を前面に押し出した圧力で、初心者が入りづらい雰囲気がある。
まぁ、そういうのを避けようと思うと、スーパーとかで売っている日本酒になるわけだけど、それだと美味しい日本酒を知ることが出来なくて、買わなくなるみたいなスパイラルに陥っている感はある。
個人的には、もうちょっと日本酒の前面に押し出すのやめてほしい。もっとカジュアルにしろよ、カジュアルに。
⑤日本酒以外に安い酒が増えたこと


20年もの間、日本の給与が上がっていないのに、必要なものは多くなりました。スマホとかに代表されますが。
収入が増えないのに支出が増える。するとどうなるか?
支出の削減=嗜好品を削る
お酒なんか嗜好品の代表みたいなもんですから、酒造メーカーとしてはいろんなお酒で売り上げを確保しようとします。
結果、世の中にはいろんなお酒が増えました。
- 発泡酒
- 第三のビール
- チューハイ
- ハイボール
- ワイン
日本酒よりも安くて万人受けするお酒やストロング系に代表されるような強めのアルコール度数で簡単に酔える酒が出てくれば、日本酒を呑まず、そちらに乗り換えが起きるのは当然のことでしょう。
私もたまに自宅で呑むのは、第三ビールや発泡酒、チューハイばっかりですから。
日本酒定期配送サービス”SAKE POST”に注目
そんな日本酒が好きでも嫌いでもない儂がちょっとやってみたいなというか面白そうだなと思ったのが、日本酒定期配送サービスのSAKE POSTで、Twitter広告で目撃して公式HPも閲覧しました。


これによって、日本酒の門戸が大きく開きそうで、結構注目していますが、なぜ注目しているのかは別記事で紹介します。
最後に…
SAKE POSTを紹介する前の段階として、なんで日本酒を呑まなくなったのか?について振り返り、そのうえで、SAKE POSTに注目しているのか?について、記事にまとめる予定です。
どちらかというとそちらがメインなので、本記事は軽く流し見しておいてくれると助かります。
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