意外に物が多いキッチン回りの収納きちんと出来ていますか?
苦労されている方も多いと思いますが、そんな時、ネットで検索すると壁面におしゃれに収納された調理器具を見てやってみたい!と思うこともあります。
ですが、あーいう画像を見ると、
どうせ、おしゃれ優先で掃除なんかがめんどくさいんでしょ?
実際に使っている人の声を聴きたい
とお思いでしょうから、実際に現在進行形で使用している私が掃除などの普通の生活中で感じたことも含めてきじにまとめました。
本記事の要点がパッと分かるまとめ
- 昔ながらのシンク下収納が使い辛かったので壁面収納を選択した
- プッシュ式の壁面収納は掃除のしやすさや設置・コストの面から優れている
- 使いたいものをすぐ使えて、見栄えもお店っぽくて料理するテンションが上がる
- 落下や騒音、油の付着などの弱点はあるが対策を立てることで問題にならない
こんなところです。詳細は、以降でキチンと書いているので気になったらご覧ください。
壁面収納を始めた理由
そもそも、シンク下に収納自体は有ったんですけど、それをさしおいて壁面収納に移りました。
なぜ、シンク下収納を諦めたのか?その理由についてです。
キッチンの通路が狭い
わりと、一人暮らしのキッチンって通路が狭いことが多いです。
そのため、まっすぐしゃがむという行為自体が大変な場合もあり、そうすると変な格好でしゃがむことに繋がります。
すると腰に負担が掛かってしまうのであまり歓迎できない。
腰痛持ちでしゃがむのが辛い
腰痛というより椎間板ヘルニア持ちですけどね!!
それはさておき、身長もある程度は高いので調理すると腰を曲げてやることが多いためそれなりに負担が掛かるわけですが、それに加えて疲れていたりすると腰が痛くなりやすい。
そういう時にしゃがむという行為をするのは割ときついわけ。
シンク下に調理器具などを置くと比較的重いものを持ち上げることになり、腰の悪化に繋がるため避けたかった。
シンク下収納が使いづらい
最近のシンクなどじゃない限り、シンク下の収納って使いづらいんですよ。
何もない、だだっ広い空間が用意されているだけなので的確に使おうとすると、少なくない金額を出費することになります。
出費を避けようとすれば平面でしか物が置けず、奥に行けば行くほど取りづらくなってしまいます。
とにかく、使いづらいんですよね。
調理器具が多くて収まりきらない
料理が好きな人や自炊が多い人には当てはまるかも。
料理をしてレパートリーが増えていくと徐々に必要な調理器具やこだわりが出てきて増えることもありますし、パッと手の届く範囲に用意しておきたくなるんですよ。
とはいえ、収納できるスペースには限界があり、シンク下に収納しようとするとそれはそれで使い勝手が悪い。
これらの対策として、シンク下収納を諦めて壁面収納に移行しました。
我が家の壁面収納についてご紹介
実際に、突っ張り棒式も試したことがある私ですが、最終的には吸盤式の壁面収納に落ち着きました。
以前はレバー式を採用していましたが、今回はプッシュ式にして5連フックのタイプと個別タイプを使い分けています。
画像を見ると分かりますが、基本的には個別タイプはフライパンや鍋などに利用して、5連フックはフライ返しなどを立てかけるのに利用するようにしてます。
壁面収納して分かった良い/悪い点
- 使いたい調理器具をすぐに取り出して使える
- お店っぽいレイアウトでテンションが上がる
- しゃがんだりしないので腰への負担が軽い
- 調理器具に油が付着する
- 固定していないので落下の危険性がある
- キッチンの壁素材によるが音が気になる
すぐ取り出せる
普段使う調理器具が並んでいるので、必要な時にすぐ取り出せるというのはほんと便利。
朝の忙しい時間とか複数のおかずを作っている時や調理中にシンク下の調理器具とか取ろうとして調理中のフライパンに肩が当たったときとか包丁に触れた時とかほんと怖いもん。
そういうのが無くなるのは壁面収納ならでは!!って感じ。
お店っぽくてテンション上がる
料理するときってやっぱりテンションも必要ですよ。
料理し終わった後にシンクの汚れものとか見ると「あーめんどくせぇ」とか思うし、疲れているときに調理するのもなんとなく気が重くて滅入るじゃ無いっすか。
そんな時、見た目がお店っぽくてなっているとなんとなく、「よし、いっちょ良い飯でも作りますか!!」みたいな気合が入るわけ。
もう家に↑こういうのがあったら気分はシェフだよね!!!
調理器具への油の付着
壁面収納するとよく言われるのが調理器具への油の付着です。
確かに、私自身も油への付着については気になることもありますが、それでもいくつかの解決策があります。
- コンロに近い部分にはフライパン返しなどを置かない
- 揚げ物などの油を大量に使う調理では蓋をするなどして飛散を防ぐ
- 出来るだけ高いところに吊るすようにする
- フライパンなどの調理器具を定期的に使うようにする
この辺りをやっておけば、そうそう分かりやすいレベルまで油が付着することはほぼ無いです。
腰への負担が軽くなる
これは、壁面収納にしたがっていた部分なので、それがちゃんと壁面収納によって改善された点です。
かなり重いものは今でもシンク下に入れていますけど、使う頻度もそう高くないし、使う時は調理前に取りだすものですからかなり腰への恩恵はデカい。
腰が楽になったぞォォオオオオオ!!!
落下の危険性がある
固定化していないので、落下の危険性は常に付きまといます。
この問題はフック式や突っ張り棒などには付き纏う問題なので、ある種割り切っています。
ただし、ただしです。
今回のプッシュ式は赤い部分が見えてくると、再度押すように書かれているし、油汚れでズレていくのは定期的に確認して修正したり、掃除したりしているので今のところ落下までには至っていません。
危険自体は残り続けるので、下に壊れやすい素材のものをおかないなどの配慮は必要です。
万が一、落ちたとしても被害が出ないように工夫する事が肝要!
壁の素材次第で音がうるさい
キッチンの壁の素材が何か次第ではありますが、私の場合はタイル地にところなのでステンレスなどの金属とぶつかると音が鳴ってうるさいんですよ。
最近はシリコン製品も多いので、そちらに切り替えるのも手ですが、壁面収納ですとこの手の問題は残り続けます。
突っ張り棒式でも多少音がするので対策はしたほうが良いかも。
実際に使用しているアイテム
プッシュ式吸盤フック
キッチン回りで比較的重いであろうフライパンや鍋など向け
プッシュ式吸盤フックは私が購入した時点での価格は316円なので一つあたりの単価は158円で、更に耐荷重も4kgと通常の調理器具をかけておく分には申し分もありません!!
ちなみに、我が家で一番重いであろう鉄フライパンがおよそ1kgなので十分っちゃ十分。
プッシュ式吸盤フック5連
フライパン返しなどの軽くて幅も取らない向け
1,341円と少々高いように感じますが、5つのフックがついていて一つ一つの耐荷重が1kgなので総合的な価格としては安い部類に入ります。
とはいえ、一つあたり268円前後なので、プッシュ式吸盤フックに比べてると少々割高ですけど。
耐荷重が1kgということでフライパンなどを立てかけたくなりますが、長さが36cmしかありませんので少々手狭な状態でかけることになるので基本的には非推奨です。
プッシュ式の良い点/悪い点
- 設置するのも変更するのも簡単で時間が掛からない
- 吸盤さえつけばいいので場所を選ばず設置できる
- 耐荷重が1~4kgと調理器具なら十分な数値である
- 油汚れなどの掃除をサッとできる
- 定期的な買い替えが発生する
設置も変更も時間が掛からない
吸盤式なので設置するのもすぐ出来ますし、レイアウトを変更したくなっても外してまたつけるだけ。
時間もプッシュ式なら押すだけで終わりですから、数秒で完了ってな感じが良い!!
場所を選ばない
例えば、両面テープや磁石などだと壁紙を傷つける可能性があったり、磁石ならくっつくための素材に条件が付いたりしますが、吸盤であれば吸盤の面に適してさえいればいいので条件を問いません。
耐荷重が1~4kgであること
重い調理器具の代表格と言えば、鉄素材のフライパンとかでしょうか。
もちろん、薄いフライパンも有りますが大きくなれば大きくなるほど重さも増していくため耐荷重は重要なポイントです。
今回紹介したアイテムは、個別タイプが4kgで5連フックタイプは1フックにつき耐荷重1kgで合計5kgとなっているので多少の重さではビクともしません。
さらに、これぐらいの耐荷重があれば一人暮らしで使うであろう調理器具にはバッチリ!!
油汚れの掃除が出来る
突っ張り棒式とは違い、調理器具を支えているのはフックのみです。
そのため、油汚れが気になったらすぐ壁を綺麗にすることが出来ますし、フック自体も汚れたら吸盤の復活も兼ねてお湯に入れて揉み洗いしてしまえば奇麗にもなって一石二鳥。
定期的に買い替えが必要
突っ張り棒式でもなんでも汚れたりすれば買い替えが必要ですし、吸盤式もいずれは吸盤がへたり買い替えが必要になります。
ただ、これは別段吸盤式だけの問題と言うよりも当たり前の話なんですけどね。
最後に…
いかがでしたか?
調理器具が多かったり、シンク下の収納が心持たなかったりすると一つの解決策として壁面収納を考えるかと思います。
確かに、巷でよく聞くような油汚れに関するトラブルはどうしても回避できません。
ですが、それは別に壁面収納だけの問題じゃなくてキッチン回りでやっているとどうしても発生する問題です。
私自身、壁面収納にした結果について満足してます。
調理器具が増えてきて収納が足りなくなってきたらぜひ、一考してみては?
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