前々からブログに載せる写真を撮ってたのですが、写真に不満があってて色々と調べてました。
そんな時、楽天スーパーセールの期間限定ポイントととマイナポイントが付与されたんで、LEDライトや背景シートなどを諸々買いました。
1ヶ月ほど使い続けたので、その感想(買って良かった/悪かった/微妙な点)を記事にしました。
購入した商品たち
私がブログの物撮り向けに買った商品は下記の通り
商品名 | 価格 |
---|---|
Neewer ビデオライト176 | 3,699円 |
Neewer 7.5in/19cm ミニ三脚 | 4,299円 |
Neewer スマートフォンホルダー | 1,499円 |
Neewer 2本80cmミニライトスタンド | 2,399円 |
ピノスタジオ 背景シート | 6,900円 |
ピノスタジオ 取り付けボード | 6,000円 |
Ulanzi VL49 ライト+三脚 | 2,649円 |
Total | 27,445円 |
機材の大部分を、中国に本拠地をおく写真や映像向けの撮影機材を開発・販売しているNeewerにまとめました。
というのも、調べてみると、ManfrottoやGodoxなど色んなメーカーがありましたが、素人目には違いが分かりませんでしたので、価格とAmazonの評価、ヨドバシなどで販売されているの3点を基準に選びました。
メインLEDライト
メインのLEDライトとして本器を選びました。
5600K/1320と比較的明るく、180度の首振りが可能で、DCアダプター接続というのが気に入りました。
バッテリー付きのもありましたが、室内撮影が基本なので不要。
ですが、本器はDCアダプターが付属していませんので、用意する必要があるので、購入の際は自宅に出力条件(DC6.5~17V)を満たすDCアダプターがあるかチェックしておきましょう。
照らし方でカバーできるとは思いますが、それでも暗いなーと思うこともあるので、そういう人は別のLEDライトがオススメ。
8500K/1500LUXのPixel G1Sや5600±300K/4100LUXのGodox SL-60Wとかいかがでしょう?
Pixel G1S RGB LED ビデオライト 撮影用ライト 撮影照明ライト2500K-8500K CRI 97+ 360°フルカラー USB-C充電式 小型 軽量 超薄型LEDライト 生放送、YouTube、商品撮影、ビデオ撮影、動画撮影に適用 日本語マニュアル付き
価格差がえぐいことになっていますが、よりはっきりと色を出したいのであればGodoxが良いかなと。
サブLEDライト
当初、サブLEDは100均ので良いだろって思ったんですが、光具合がメインとかけ離れすぎてて陰が酷いので急きょ買い足したものになります。
9000K/800LUXとメインLEDライトに負けない明るさがあるので、食事や旅先などで使う分には申し分ない。
さらに、USB-Cで充電できるバッテリータイプかつ三脚も元から付いているのも有難い。
ただ、角度調整が出来ないので、そこは要注意。
ライトスタンド
こちらのライトスタンドは、長さ40-80cmまで変化する。
事前に、普段物撮りするもののサイズ等は調べる必要があるが、80cmもあれば大抵のブログで必要な撮影物の高さよりも高いので問題ないはず。
撮影機材に使われているネジ山は1/4ネジなので問題ないか確認はしておこう。
今回の組み合わせについてネジ山は問題無し。
ミニ三脚
こちらはミニ三脚でカメラもセットできるとのことだが、今回はスマホ撮影用として利用。
高さが13cmか19cmのいずれかしか選べない。
家電なんかを上から撮影するのはほぼ不可能なので、もう少し高さのあるやつが欲しい場合は違う製品もしくは手で持って撮影しよう。
ネジ山のある部分がぐりんぐりん動いて、そこから位置を固定させることもできる。
材質が金属なので、頑丈なのは良いが、三脚自体がそこそこの重さ(423g)なので、持ち運びにはあまり適さないかな?
スマートフォンホルダー
こちらは前述のミニ三脚とあわせて使うために買ったスマートフォンホルダーです。
この手のやつで多いのは、手で広げて挟み込むバネ式とネジを回して緩めたり締めたりするネジ式がありますが、今回の後者に当たります。
製品によって回転が出来ないタイプもありますが、それだと使いづらいので今回は縦も横もイケる本器を採用。
iPhone13(幅71.5mm)でも問題なく挟み込むことが出来たので、大抵のスマホは大丈夫!
背景シートと取り付けボード
最後に紹介するのが、背景シートと専用の取り付けボードになります。
カメラや三脚の類が高くても4,300円なのに対して、6,900円と6,000円と高価。
さらに言うと、安い背景シートは2,000~3,000円ぐらいで柄も10種入りとかがあるので、それと比べると遥かに高い。
価格よりも気に入ったところがあったのよ、それが
これが
こうなるんですよ!!
で、ライトの類も折りたためるので…最終的に。
スペースの節約できる背景シートと取り付けボードを最高に気に入ってます。
省スペースなこと以外に気に入ったのが素材。
というのも、背景シートの素材は大きく分けて紙と布製、この二つです。
紙は安いが保管や折り目がつくし汚れに弱く、布製は保管は簡単だが、紙と同じようにしわが付く。
これでは、買ってもいずれ買いなおしが発生する点についてどうにも納得が出来なかったんです。
この背景シートはターポリンで出来ている。分かりやすいところで映画のスクリーンや横断幕に使われている。
ターポリンは汚れに強く、シワがついても広げて放置もしくはドライヤーをかけることで戻る。
実際、私も配送直後に試してみましたが、すぐにしわが取れたので説明に誤りがないことは確認済み。
今回購入した背景シートはLサイズになります。
サイズは全4種類です。
XLは販売会社曰くアパレル向けなので、ブログの物撮りならLサイズ以下が実際に購入範囲かと。
サイズ(大きさ) | 価格 |
---|---|
Sサイズ(65 x 65) | 2,900円 |
Mサイズ(65 x 120) | 4,900円 |
Lサイズ(90 x 120) | 6,900円 |
XLサイズ(155 x 350) | 32,000円 |
一番小さいSが2,900円でそこから+2,000円ずつ上がることで、M/Lサイズになります。
個人的にはこれぐらい払って質のいい背景シートが手に入るなら全然構わない!!って感じですかね。
買って良かった点
さてさて、実際に物撮りに必要な機材を買い、使ってみて、買って良かったなーと感じた点について言っていきますね。
個人的に良かったなーと思うのは以下の3点
- 商品や製品がもつ色味を写し出せる
- 余計な情報が無くなり商品が際立つ
- 定点撮影で商品を横並びさせやすい
商品が持つ本来の色味が出せる
それぞれ以下の環境で撮影したものになります。
- 2つのLEDライトのみ
- 普段通り、蛍光灯のみ
素人目で見ても、わりとはっきりとした印象の違いを感じます。具体的に書くと以下の点ですね。
照らし方の違いもあるでしょうが、違いを引き出したのは、間違いなくライトを用いた結果です。
色の印象や雰囲気、立体感が出れば商品や製品に対する印象も良くなりますから、そういう意味ではライトを買うのは選択肢と全然アリですね。
余計な情報が無くなり商品が際立つ
背景シートの恩恵になりますが、自宅で撮りました的な素人写真が無くなったのは良かった。
ブログを始めてからずーっと抱えてた悩みです。
下のような写真をブログの記事に載せるとか本当に勘弁してって思ってたぐらい。
モニタについての記事で使用している画像なのに、モニタに意識が向かないって致命的過ぎる。
なにより、これが企業案件の写真だったら、二度と案件の依頼なんてなくなるレベルだろう。
そんなリスクを背景シートを用いることで防ぐことが出来るので、凄く良い。
定点撮影出来るので横並びしやすい
そもそも定点撮影とはって説明を軽くしておくと、
改善の対象を同じカメラ、同じ位置で、同じ方向に向かって継続的に写真撮影すること。
撮影した写真を時系列にチャートに貼り、目で確認するツールとして活用されている。
定点撮影 現場改善用語集
見出しで使っている画像もそうだがコープヌードルの記事でも同じように商品並べて表示したい。
そんな時に、商品(製品)の位置が写真によって上下していると非常に見づらいんですよね。
見づらいのを手動で直そうとすると、それはそれでクソがつくほど面倒くさいんですが、三脚とスマホホルダーがあるとめっちゃ簡単に出来ます。
手も空くので、被写体を見ながらライトや位置、ピント調整も出来るので買って良かった。
買って悪かった点
買って悪かったなと思う点は1点のみ。
ですが、これが結構致命的だなと思いましたね。
- ブログの本分が疎かになった
ブログの本分が疎かになる
あくまでブログにおける写真というのは、イメージを伝えたり、商品そのものを伝える手段ですが、機材を買うと、”綺麗に撮りたい”とかの欲求が強くなりやすいです。
最初のうちは思ったように撮れないので、試行錯誤の時間がドンドン増えてきます。
増えた結果、どうなったか?っていうと、
ブログの本分が疎かになりました。
ここでいう、ブログの本分とは記事作成です。
本末転倒ですね、こうなったら。
ブログの記事を書かずにただただ、記事に使う写真ばっかりに時間をかけるんですよ?もちろん、写真を撮るのもブログのためではありますが、本分を疎かにして良い理由ではありません。
反省点でした…。
いまは時間を区切ってやるようにして、ブログの本分の時間をきちんと作ってます。
微妙に悩んだ点
良い点や悪い点のようにはっきりとしたメリットデメリットがあるわけじゃない微妙な点についてお教えしましょう。
- 1~2万程の出費に躊躇ってしまう
- 人によるが思ったより効果が無い
1~2万の出費は躊躇してしまう
機材に掛かる額としては結構高いのでちょっと悩みました。
商品名 | 価格 |
---|---|
Neewer ビデオライト176 | 3,699円 |
Neewer 7.5in/19cm ミニ三脚 | 4,299円 |
Neewer スマートフォンホルダー | 1,499円 |
Neewer 2本80cmミニライトスタンド | 2,399円 |
ピノスタジオ 背景シート | 6,900円 |
ピノスタジオ 取り付けボード | 6,000円 |
Ulanzi VL49 ライト+三脚 | 2,649円 |
Total | 27,445円 |
額が額ですからね、2.7万円ですもん。
1週間ほど悩みました。悩んだ理由は、
- ブログを続けるか不明な状況で買うこと
- 必須じゃないものに2.7万払うこと
元々、写真を撮るのが趣味とかならブログを辞めたとしても機材を使う機会はいくらかあるでしょう。
けど、私自身、ブログを始めてから写真を撮影する機会が増えたクチなので、ブログを辞めたら写真なんて撮らない気がして、機材を使わないのでは?という気持ちがあって悩みました。
二つ目が必須じゃないものに2.7万円払うこと。
というのも、ブログを運営し続けるにはお金が掛かります。
必須なのがサーバーレンタルとドメインで、準必須レベルがUbersuggestやGRCなどのSEO関連で、その次だと有料テーマなどでしょうか。
それらに比べて、効果のほどが買って試すまで不明に近い写真撮影用機材の優先順位は低い。
で、2.7万円支払える?と聞かれれば悩みでしょう。
ただ、私は最終的に買うことにしました。
というのも、私の場合は買わないで後悔するより買って後悔したほうが失敗という経験を得られると思ってるので。
そうは、決めてても躊躇うものは躊躇うんです。
効果を中々、実感できない
というのも、買った当初は
これで俺もかっこいい写真が撮れるぜ!!
なーんて思ってたんですが、やればやるほど勉強が必要になるし、試行錯誤が続きます。
しかも並行して、記事も書かなくてはいけません。
結果、成長の結果を中々、実感できません。
もちろん、ライトがあることで平坦な写真に陰影や明暗が付くことで商品をハッキリさせられました。
ですが、当初思っていたようにはいかず、
なんだか思ってたのと違う…
となってしまうのは、当然といえば当然でした。
が、微妙といえば微妙な点です。
ライトなどの機材は買うべきか?
さてさて、ここまで私自身が感じた買って良かった点、悪かった点、微妙な点を書きました。
その感想を踏まえて、ライトなどの機材を買うべきか否か?と聞かれたら、こんな風に答えますね。
「ブログ初心者は辞めとけ。」
というのも、前述したようにブログ初心者はやるべきことがたくさんあります。
そんな状況で、写真撮影用の機材を買うと本分が疎かになるリスクもある。
そんな状況は避けるべきです。
ただし、ブログ作業にも慣れてきて、
- 記事に使う画像のクオリティを良くしたい
- 商品や製品の色味を正確に伝えたい
などの目的で写真用の機材を買うことはオススメ。
最後に…
いかがでしたでしょうか?
今回は、物撮りに必要そうなライトなどを買ったのでその感想を記事にまとめました。
買った当初は思ったような成果が得られず、「これ買った意味あるんか?」と思うこともしばしばありました。
が、今までよりも数段マシな写真が撮れるようになったので、ひとまず満足しています。
ただ、物撮りに必要な機材を揃えて、いい写真が撮れるようになったからと言って、我々ブロガーにとっての本分は記事の作成ですからそこを忘れずに写真撮影に臨みたいものです。
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