前回の麻婆豆腐、前々回は餃子をそれぞれ調べてきましたが、今回は中華第3弾ということでエビチリを検証していきます。
手作りエビチリのコストを確認
さて、今回のエビチリのレシピを基に業務スーパーや近くのヤオコーや八百屋さんで買った食材で費用を割り出します。
なお、小さじ1は一律5g換算です。
材料/調味料 | 分量 | 価格 |
---|---|---|
エビ | 10尾 | 250円 |
豆板醤 | 小さじ2 | 24円 |
花椒辣醤 | 小さじ1 | 4円 |
姜葱醤 | 小さじ2 | 8円 |
甜麺醤 | 小さじ1 | 12円 |
味覇 | 大さじ1 | 45円 |
スイートチリソース | 大さじ1 | 7円 |
ケチャップ | 大さじ1 | 6円 |
ニンニク | 20g | 21円 |
生姜 | 20g | 21円 |
ネギ | 1/2 | 26円 |
ということで合計すると、424円となり、ソースのみだと174円という結果に…。
なんとなく嫌な予感がしてきました、えぇ。
麻婆豆腐の時と似たようなデジャブ感を凄い感じるので、早速ですが市販品との比較に参りましょう。
市販のエビチリと比較
ということで、たっけぇなと!!と思いつつ市販のエビチリと比べてみたいと思います。
ソース
まずはソースのみで、比較してみましょう。
モランボンエビチリ | CookDo 干焼蝦仁用 | ヤオコー 海老チリ | セブンイレブン 海老チリソース |
205円 | 181円 | 94円 | 192円 |
モランボン > セブンイレブン > CooKDo > 自家製 >> ヤオコー
スーパーのPBブランド商品がぶっちぎりで安いとはいえ、他は自家製ソース174円に近い価格なのが悩ましいところ。
というのも、すんごい安いか高いかだと自家製を作るメリットもあるんですけど、それがない。
つまり、時間をかけてまで手作りにこだわる必要があるか?って微妙な気分になる。
完成品
続いて検証するのは、完成品です。
完成品を売っているのってスーパーなどの惣菜かコンビニぐらいしか思いつかなかったので、今回はコンビニで比較を。
セブンイレブン | ファミリーマート | ローソン |
321円 | 320円 | 430円 |
大きさ及び個数(セブンイレブン)が不明なため、ハッキリとしたことは言えませんが、自家製エビチリが424円であることを考慮すると、コンビニよりも高い印象。
ソースだけで負けるならまだしも完成品でコンビニに価格で負け、味のクオリティでも負けたら立ち直れない。
最適な組み合わせを考えてみる
ソースのみでも完成品でも市販品やコンビニの品に負けてしまう。
ならば、どういう組み合わせが一番いいのだろうか?もちろん、安さでは市販品やコンビニに負けてしまうので、
コンビニのエビチリぐらいの価格で
食べ応えも満足感もあるエビチリを食う
ということを目標にどんな組み合わせが良いのだろうか?と考えた場合、やはり食べ応え満足感という点で言えばメイン食材となる海老にこだわる以外に方法はありません。
ということで、今回は楽天市場で冷凍エビを取り扱っている4店舗のエビをリストアップしました。
海の幸なのにYAMATO | ますよね | しおそう | 越前かに職人 甲羅組 | |
価格 | 3,999円 | 3,333円 | 3,499円 | 2,999円 |
量(個数) | 1kg(90~120尾) | 1kg(40~50尾) | 1kg(不明) | 1kg(50尾) |
単価 | 33~44円 | 66~83円 | 1g3.499円 | 60円 |
購入 | 購入 | 購入 | 購入 |
容量はそれぞれ1kgとなっていますが、実際の個数には開きがあるうえに、海の幸なのにYAMATOさんはバナメイエビで、残り3店舗はブラックタイガーという違いもあります。
ですが、こちらを使えば今回のエビチリよりも大きく食べ応えのあるエビが出来そうだなって気がしてます。
というのも、同じものかは分かりませんが、敦賀市のふるさと納税の返礼品として甲羅組さんの冷凍エビで、そのエビを使用して作ったエビチリにエビが3尾しか入らないうえに食べ応えたっぷりでした。
話を戻しますが、それぞれ4店舗のエビを1尾単位(約1店舗は個数が不明なので1g単位ですが…)を算出。
1人前に使用する海老の数をファミマやローソンにならって4尾で計算すると、
33×4+94=226円
上の計算では、1尾単価最安値+PBブランド商品の組み合わせになります。
これが、例えばもっとも高い単価83円で計算しても426円ですし、1尾単価最安値ならソースはモランボンも選べる。
しかも、市販のエビチリソースは2人前で1袋がメインなので、市販ソース代は半分になるので、コンビニ各社よりも5~7割ぐらいの価格で満足のいく食べ応えがあるエビチリが食せます。
そう考えると、
エビチリを作るならECサイト経由でエビを購入し市販のチリソースで作るがベストな選択かと。
まとめ
本記事のためにエビチリを作りましたが、レシピはまだまだ改善の余地がありもっと価格を抑えられる気がしないでもないけど、いずれにしろソースを手作りするメリットはあまり感じられなかった。
味の好みも有るので、市販ソースが好みならわざわざ節約のために作る必要は無い。
節約にというより採算度外視で趣味として作るのがよろしいでしょう。
最後に
今回はたまたま自宅近くのスーパーでエビが安かったのでこれ幸いと、エビチリのコストについて調べました。
結果はソースのみと完成品で負ける結果に…。
悔しかったんですが、それと同時になんとなく麻婆豆腐と同じ結果になるのでは?と薄々感じていたんで、しょうがないww
次回は…ひじきの煮物辺りのコストを調べます。
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