前々から気になっていた直火でも使えるどんぶり鍋セットを購入したので、レビューしていきます。
土鍋と違った使い心地で熱々のラーメンを食したい人には最適な鍋です。
評価内容
- 直火で使えるので使いやすい
- ラーメンなどが熱々で食せる
- 洗い物が減るし、洗いやすい
- 500と650mlのメモリ付
- 焦げなどが目立たない
- 使うために目止め作業が必要
- 沸騰したのかが分かりにくい
- 五徳から落下の危険性がある
陶器ならではの目止め作業が必要だったり、沸騰が分かりにくい、五徳から落下しそうになるなどのデメリットが散見する。
しかし、どんぶり鍋1つで完結することによる洗い物減少やメモリ付で簡単に量を計れること、ラーメンなど温かい食べ物を温かいまま食べられるなどメリットも多分にあり、買って良かったと思える。
商品情報
商品のスペックについてまとめました。
項目名 | 数値 |
---|---|
サイズ | 幅205 × 奥行178 × 高さ80mm |
内径 | 168mm |
高台 | 124mm |
重量 | 591g |
満水容量 | 1170ml |
メモリ | 下段:500ml 上段:650ml |
価格 | 1,343円 |
届いた感想としては、全体像はそこまで大きくないが予想以上に深さがあり、思っていた以上に入りそうでした。実際、調べると満水容量で1L入るのは驚き。
しかも、縁も薄く作られているし、手触りもサラサラとしてて丁寧な作りであることも分かりました。
それでいて、直火もOK1,343円はイイネ!
土鍋6号と比べてみた
自宅にある土鍋6号と比べてみました。
高さに関しては、土鍋6号もどんぶり鍋も同じ。全体の大きさで比べてみても、どんぶり鍋のほうが幾分か小さいけど、ほぼ大差ない。
続いて、容量は明確な差がありました。
土鍋の満水容量が900mlに対して、どんぶり鍋は1170mlと大きな差が付きましたが、この差は土鍋とどんぶり鍋の厚みによるものだと思われます。
購入当初から、どんぶり鍋の縁が薄く思ったよりも入る印象を抱いていましたが、土鍋と比べると一目瞭然ですね。
良かった点
- 直火で使えるので使いやすい
- ラーメンなどが熱々で食せる
- 洗い物が減るし、洗いやすい
- 500と650mlのメモリ付
- 焦げなどが目立たない
直火で使えるので使いやすい
こちらのどんぶり鍋は直火OKということで、付属のレシピに焼きビビンバなる料理が掲載されていますので、冬だけの出番というより年がら年中出番があるようなもん。
中でも嬉しいのが、ラーメンに代表される麺類でしょうか。ヤバいです、マジヤバいっす!
ラーメンなどが熱々で食せる
温かい食べ物を温かいまま食べる。特に冬場って寒いから温かい食べ物が最高に美味しい季節。
なんですが、我が家ではその温かい食べ物が中々難しい!というのも、我が家は真冬でも平日ならエアコンを点けず、コタツのみで生活する戦士なので、温かい食べ物を温かいうちに食べきるのがモットー。
しかし、どんなに頑張っても最後のほうはちょっとぬるくなってしまっているのが実情でした。
それが、このどんぶり鍋だと、最後まで熱々のまま食べられて、湯気で眼鏡が曇る経験もしました。
ラーメンもそうですが、この時期ですと鍋や湯豆腐、鍋焼きうどんなんかも良いですね。
洗い物が減るし、洗いやすい
冬の皿洗いとか手が冷たくてかじかむし、ささくれやひび割れなんかしたら大変!
そう考えると、洗い物は少ないほうが良いに決まってます。
その点でいえば、このどんぶり鍋ならこれ1つで完結しているので非常に楽で良い。しかも、土鍋と違って蓋をするためにセリ出ている部分もないので、非常に洗いやすいのも好ポイント。
500と650mlのメモリ付
どんぶり鍋の真ん中ぐらいに見える模様のような線ですが、これはそれぞれメモリとなっていて、下段は500ml、上段は650mlとなっていて、ラーメンを作るときに一々、計量カップで計る必要がありません。
細かいところだけど、こういう配慮がされているのって良いよね。
焦げなどが目立たない
黒で統一された色合いで凄く男心をくすぐるどんぶり鍋ですが、焦げが目立たないのも良いですね。白い土鍋も持っているのですが、そちらは焦げが付いてしまってて少々不格好。
もちろん、長期間にわたって使ってきた年季といえば通りもよくなりますが、やっぱり綺麗なままで使いたい。
ともすると、黒などの焦げや汚れが目立たない色合いというのは非常によろしい。
悪かった点
- 使うために目止め作業が必要
- 沸騰させるのに手間が掛かる
- 五徳から落下の危険性がある
使うために目止め作業が必要
陶器製の食器には、買ってからすぐ使える製品もありますが、こちらのどんぶり鍋は使う前に目止めと呼ばれる作業が必要になります。
これがちょっとした手間でして…
お米のとぎ汁が無ければ、小麦粉や片栗粉でも可
これらの手順をすることでようやく使えるようになるので、これがちょっと面倒かなという感じです。
沸騰したのかが分かりにくい
これはちょっと予想外でした。というのも、イメージとしては片手鍋のように沸々と沸騰するのかな?と思ってたら、案外そうではなくてお湯が沸騰したのか判断が付きづらいです。
(この状態のお湯?に指を突っ込んでみましたが、まぁまぁ熱かったのでラーメン辺りを作るには十分)
片手鍋のように、しっかりと沸騰させたいのであれば、個別に蓋を用意するのが良いでしょう。
ただ、この蓋を用意するにしても、内径が168mmなので市販の蓋だとちゃんと収まらない可能性がありますので、注意が必要です。
五徳から落下の危険性がある
高台部分の直径が124mmしかありませんので、五徳の大きさによっては落下する危険があります。
実際、我が家の五徳に乗せると、余裕をもって乗っているという感じではなく、結構ギリギリ乗っている印象を受けます。
そのため、置く時は少し気を付けたほうが良い、もしくは、五徳サポートを使うのも一つ手です。
五徳サポートは1,000円以下で手に入り、落下の危険性が無く、安定感もグッと増すでしょう。小さいミルクパンなどを買う予定のある人や現在使っている人ならどんぶり鍋以外でも使い道があるので購入を検討する価値はあるかと。
最後に…
元々、寒い冬の時期は土鍋一択の生活をしていたんですが、このどんぶり鍋が仲間入りしてからラーメンやうどんなどの麺類も熱々で食べられるようになって嬉しい。
しかも、直火なので土鍋と違って季節問わず使えるので、マーボー豆腐や石焼ビビンバも作れそうだし、洗い物が増えても良いなら、幸楽苑の鉄鍋チャーハンもどきも出来そうで、ちょっとワクワクする。
久しぶりのヒットでした、お粗末様でした。
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