2021年に続き、2022年もふるさと納税を行いました。
2021年には、B級銀鮭と豚肉、海老を選び、2022年は銀鮭にかねふくの明太チューブ、鶏肉の唐揚げをふるさと納税の返礼品として頂きました。
2年続けて食料品の返礼品をもらうと、一人暮らしならではの確認しておきたいポイントが3つありました。
しかも、この3つのポイントを押さえておかないと…
- 返礼品がもらえなかった
- 一度に全部使う羽目になった
- 保存できず捨ててしまった
せっかくの返礼品が勿体ないことになってしまうので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事に読むのが適している人物
- ふるさと納税をしようとお考えの一人暮らし
- ふるさと納税で失敗したくない人
- 返礼品で気を付けたいことが分からない人
確認しておきたい3つのポイント
ふるさと納税の返礼品の中で、特に一人暮らしの人に確認しておいてほしい点が3つほどあります。
それが、
- 受取日の指定ができるのか?
- バラ凍結もしくは小分けか?
- 冷凍室に収まるか?
上から順番に重要度が高い、と思っていただければ問題有りません。
受取日の指定ができるのか?
ふるさと納税の返礼品で食料品を狙う場合にもっとも気を付けていただきたい点が受け取りです。というのも、保管期間が短いからなんです。
その日数、およそ3日間です。
大手2社とも日数に違いはありますが、クール宅急便3日もクール便4日と普段の宅急便よりも保管期間が短い。しかも、コンビニや宅配ボックスでの受け取りはできません。
当然のことながら保管期間が過ぎれば、荷送人に返されます。が、再送してくれません。
というのも、ふるさと納税を行う自治体のショップインフォメーションなどを見ると、大抵このような但し書きがあります。
ご寄附者様の不在等により返礼品がお届けできない場合、返礼品の再送はいたしませんのであらかじめご了承ください。
文脈に違いはありますがね。
つまり、受け取れなければ返礼品がもらえずに住民税を支払っただけ、となってしまい、ふるさと納税をする意味がない。
そうならないためにも、受取日についてはしっかり確認するようにしましょう。
他にも、配送関連でチェックしたい点として下記も挙げておくので参考にしてほしい。
- どの配送業者を使う予定なのか?
- 配送等の相談に乗ってくれるか?
私の場合、配送業者だけでもチェックします。理由は簡単で、自宅近くにヤマト運輸の営業所があるから。
とはいえ、誰でも出来る確認しておきたいポイントは受取日の指定ですので、受取日の指定は確認するようにしましょう。
バラ凍結もしくは小分けか?
楽天ふるさと納税のランキングページを見てると、大抵の返礼品は量が多い。
多いということは、食費の節約になります。そのため、量を優先して選びがちになりますが、そこが確認しておきたいポイントの2つ目です。
それが、
小分けもしくはバラ凍結されているか?です。
なぜ、小分けorバラ凍結を確認しておかないといけないのか?というと消費スピードにあります。
量優先の返礼品には、たびたびコスト削減と称して一つの袋に全部まとめられていることがあります。
1kgとかなら良いでしょうけど、3kg、4kgを一度に解凍して消化しきるのは厳しいはず。
人によっては、一度解凍して小分けにすれば?と考えそうですが、冷凍品を解凍すると品質の低下や雑菌の繁殖、そこから派生して食中毒のリスクもありますので、オススメできません。
そのため、使いやすいように小分けやバラ凍結されている返礼品であるか確認しておこう。
一人暮らしにも使いやすい小分けの量としては、250~500グラム前後が良いでしょう。また、食肉ではなかなか見かけませんが、魚介系の場合はバラ凍結されていることもあるので、それもアリ。
注意点としては、凍結の方法としてバラ凍結とは書かれおらず、IQF凍結やBQF凍結と書かれていることがあります。この場合、IQF凍結はバラ凍結と同義で捉えて問題ありません。
- IQF凍結
-
Individual Quick Frozen(Individual:個別の Quick:急速 Frozen:凍結)の頭文字からとった凍結方法。いわゆるバラ凍結です。
- BQF凍結
-
Block Quick Freezing(Block:塊 Quick:高速 Frozen:凍結)の頭文字からとった凍結方法。
冷凍室に収まるか?
3つ目に確認しておきたいポイントが冷凍室に収まるか?という点。
バラ凍結の項目にも書きましたが、ふるさと納税の返礼品は、冷凍状態かつ量が多いのが大半です。そのため、送られてくると予想以上に大きいなんてことがしばしばあります。
いくら食費の節約になるからといって、ふるさと納税で返礼品を頂いても正しく保管できなければ意味ありません。
一人暮らし用の冷凍室は意外と小さいものです。
例えば、「一人暮らし 冷蔵庫」などでネット検索すると、多くの場合、150~250L前後の冷蔵庫がよくオススメとして紹介されます。
その情報を基に、2022年SHARP製冷蔵庫の冷凍室を表にまとめました。
冷蔵庫 | 冷凍室 |
---|---|
SJ-D15J | 40L |
SJ-D18J | 40L |
SJ-D23J | 51L |
SJ-PD28J | 84L |
SJ-PD31J | 84L |
表を見ると、150~250L前後のサイズでは、冷凍室は40~50L前後しかありません。
そのため、量の多い返礼品が複数届いてしまったり、冷凍食品を買った直後に届くと、入らない可能性があります。なので、届く前やふるさと納税をする前に冷凍室に空きが十分にあるか確認すべき。
冷凍室に空きを作る以外の方法として、古い冷蔵庫なら大きい冷蔵庫に買い替えるというのも検討していいと思います。
実際、私も2018年製SHARPの冷蔵庫SJPD-31Eを持っていますが、冷凍室も大きく普段の冷凍食品+ふるさと納税の返礼品も収まるだけのスペースがあるので、けっこう便利に使わせてもらってます。
上記の記事内に、80Lの冷凍室にどれだけ冷凍食品が入るのか?写真も添えて掲載しているので気になる方はぜひ。
まとめ
最後に本記事のまとめをして終わりにしましょう。
- 冷凍食品の保管期間は3~4日のみ
- コンビニや宅配ボックスの受取は不可
- 多くの自治体で返礼品の再送はしない
- 小分けやバラ凍結は一人暮らしの味方
- 250~500グラムの量だと使いやすい
- IQF凍結とBQF凍結の二つがある
- バラ凍結=IQF凍結と覚えておく
- 自分ちの冷凍室の大きさを把握しよう
- 冷凍室は思ってるより小さいので注意
ふるさと納税をやってみると、一人暮らしならではの確認しておきたいポイントがありました。
いずれも必須ということではありませんが、せっかく頂いた地方の美味しい返礼品を少しでも堪能する意味でも頭の片隅に入れて頂ければと思います。
また、次回の記事で!
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