先に言っておきます。
私には一生、縁が無いだろうなと思っていた”製品を提供するのでレビューしてほしい”というご依頼!そう!
人生初の企業案件が来ました!
こんなマイナーもマイナーなブログでもやってて良かったです。泣
提供いただいたSOUNDPEATS Spaceを早速レビューしていきましょう!
総合評価
- この価格で一通り欲しい機能が搭載済み
- ドンシャリながら音質のバランスに優れる
- 装着感が緩めでメガネガチ勢も歓喜
- モード(ANC、ノーマル、パススルー)切替に不満
クーポンコード:SSpace902で安く手に入れよう!
こんな人にオススメ!
音質はある程度の水準にありますし、機能についてもANC(ノイキャン)やパススルー(外音取り込み)機能などもあるのを考慮しても価格に対して良い意味で釣り合っていません。
ヘッドホンを買う目的などによっても変化しますが、大きなこだわりが無いのならメイン、サブともにオススメです。
ただ、こだわり強めの人は、もう少しお金を掛けてヘッドホンやイヤホンを買いましょう。
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分野別評価
分野別の評価とコメントについては下記の点に沿って書かれています。
- 質に関してはアプリ不使用での判断
- 価格に対しての評価である
各コメント
- 音質(低音、中音、高音)
-
弱ドンシャリ傾向であるため迫力はある。
歌声に関しては、低音から中音まで比較的綺麗に聞こえる点は6,980円とは思えません。
中音の一定音域を超えると、少しシャリシャリと軽めに聞こえます。
”ドラムやベースなどの低めの楽器音”が気になりました。
楽曲によって、メリハリや抑揚、一音一音に対してのキレが無く、籠っているようにも聞こえる。これが比較的、綺麗に聞こえるボーカルに合わさると目立って聞こえてしまうのが難点かな?
私の場合は、下記の楽曲を聞いたらWF-1000XM4との違いをハッキリと感じました。
- 機能
-
パススルーモードと通常モード、NACモードを標準で備えているため機能面で不足を感じる点は少ない。珍しい機能として低遅延のゲームモードがあることかな。
というより、よく6,980円でここまで機能を盛り込めましたね?と感心しました。
- 装着感
-
メガネ勢の私が90分以上装着してもツルの部分が痛くならないので、緩めの装着感と言える。
が、日常生活でズレる心配をするほどではないので、評価高し。
- コスパ
-
実売価格6,980円(Amazon)と安いうえに機能や装着感、音全般の良さを考えるとコスパは高いと感じる。
ただ、ヘッドホンの点が気になって、少し評価を下げた。
商品情報
項目 | |
---|---|
実売価格 | 6,980円 |
タイプ | 無線・有線 |
形式 | オーバーイヤー型 |
本体操作 | 物理ボタン |
ドライバー方式 | 40mmダイナミックドライバー |
ハイレゾ | 対応(※AUXケーブル接続時のみ) |
対応コーデック | AAC/SBC |
Bluetoothバージョン | Bluetooth5.3 |
最大持続時間 | 123時間 |
重量 | 約264g |
サイズ | 165*187*85mm |
充電時間 | 約2時間 |
充電コネクタ | USB Type-C |
ANCノイズキャンセリング | 対応(最大-35dB) |
通話用(ENC)ノイズキャンセリング | 対応 |
マルチポイント | 対応 |
ゲームモード | 対応(65ms 低遅延) |
専用アプリ | 対応 |
付属品 | ワイヤレスヘッドホン本体 Type-C充電ケーブル 3.5mm AUXケーブル 日本語取扱説明書 |
カラー | ブラック、ホワイト、ベージュ |
本機の製品情報だけを見ると、
6,980円のわりによくこんなにあれもこれも詰め込んだな!
と感じてしまうぐらいにてんこ盛りの機能には笑ってしまった。
40mmのダイナミックドライバもそうだが、Bluetoothも5.3だったり、ハイレゾ、ANCやパススルーなどもあって、ワクワクする製品といった感じ。
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良い点
- この価格で一通り欲しい機能が搭載済み
- ドンシャリながら音質のバランスに優れる
- 装着感が緩めでメガネガチ勢も歓喜
この価格で一通り欲しい機能が搭載済み
イヤホンやヘッドホンで一通り欲しい機能(ANC、ヒアスルー)が搭載されているのは嬉しい。
分からない人向けに簡単に説明をすると、
- ANC(アクティブノイズキャンセリング)
-
周囲の音と逆位相の音を出すことで、音と音を相殺(キャンセル)し、小さくする
- パススルー(外音取り込み機能)
-
ヒアスルーとも呼ばれる技術で、イヤホンやヘッドホンをつけたままでも周囲の音を聞こえるようにする
6,980円でこれらの機能が揃っているのは、凄いというか技術の進歩に驚くばかりです。
ただ、機能があっても質が良くなければアウト!ですので、ANCとパススルーについては実際に試しました。
ANC(アクティブノイズキャンセリング)
自宅にいるときや駅構内、通勤電車内などで使用してみました。
感想として、ちゃんとカットしてたよ。笑
正直、全然期待してなかったので期待以上のキャンセル機能で良き。とはいえ、車内アナウンスや線路の音などは小さくなっていました。無音の場合は、丸聞こえでしたけど。
これらを含めて、
音に没入するためには
ある程度の音量を出す必要あり
ということが分かったので、「自宅などの比較的静かなところで集中する際に利用する」のがよろしいかと。
無音の状態で、ANCをオンにすると少し圧迫感を感じた。
パススルー(外音取り込み機能)
補正の仕方は、メーカーそれぞれだが本機は少し高音寄りの補正をしているので、場合によっては耳につんざくように聞こえることもあるかもしれない。
ドンシャリながら音質のバランスに優れる
低音が良くなって、中音はフラットに聞こえるものの、高音に近づくとシャリシャリと軽い音になっていくドンシャリ傾向のある音ですが、40mmダイナミックドライバーを使用しているため迫力のある音が楽しめます。
我が家には元々、同じような金額で買ったATH-WS330BTもあるのですが、明らかに音質は良かったです。
- Youtubeなどの動画関連
- X JAPAN Rusty Nail
- 緑黄色社会 花になって
- Creepy Nuts Bling Bang Bang Born
- YOASOBI アイドル
- etc…
Youtubeなどの動画関連
動画などを一通り聞いてみましたが、大きな差異はありませんね。
楽曲
弱いドンシャリ傾向にある。極端に高音でしゃりしゃりするではないので、全ての音域で平均以上といった感じ。
楽器音が気になった。
楽曲やビットレートによると思いますが、メリハリや抑揚、一音一音に対してのキレが無く、籠っているような、ぼやけているような楽器音が鳴っていました。
感覚的には、
コンサートの最前列で聴いているというより中列以降で聴いている
こんな感じの音のなり方をしていて、ロックなどの曲になると、ボーカルが前面に出てくるというより少し後ろに下がって歌っているような感じだった。
装着感が緩めでメガネガチ勢も歓喜
メガネガチ勢の悩みはツルの部分が痛くなることっ!!
メガネをしている私も含めてですが、ヘッドホンを使っていて悩むことがあるとすれば、みんな一度は経験したことがあるであろう、「ツタの部分が痛くなる」ってことでしょう。
かく言う私も、ツタの部分が痛くてヘッドホンを買っても中々、つけられない事がありました。
そんな中、本製品は緩めの装着感で、メガネガチ勢の私でさえ2時間は余裕でつけられましたので、これには歓喜!
悪い点
- モード(ANC、ノーマル、パススルー)切替に不満
モード(ANC、ノーマル、パススルー)切替に不満
各機能の性能比不満があったというよりも、モード切替の操作性について不満がありました。それぞれ説明を。
音声案内が終了するまで切り替わらない
本製品は、ANC⇒ノーマルモード⇒パススルーの順に切り替わり、パススルーモードまでいくとまたANCモードにループするようになっていますが、このタイプのモード切替は一般的です。
そこに文句は無いのですが、音声ガイダンスが終わらないと次のモードに切り替えられない。
パッと切り替えたいときに切り替えられないので、緊急の場合は外したほうが早い。
ループ順が使い勝手悪い
あと、個人的に”モードの順番も良くない”っすね。上にも書いていますが、モードの切り替わり順は
ANC⇒ノーマルモード⇒パススルー
となっています。
あくまで、私的な考えですが、ANCモードがあるなら常にANCモードを使います。そのうえで、緊急アナウンスや店員さんとの会話をする際はパススルーモードを使います。
であれば、順番としては「ANC⇒パススルー⇒ノーマルモード」順のほうがはるかに使い勝手がいい。
この辺はゲームモードも関係しているかもしれませんが、どうにも使い勝手の悪い。
微妙な点
- イヤホンではなくヘッドホンなのが惜しい
- 物理ボタンの形状が同じで分かりにくい
- 電源オフが5秒間のボタン長押しである点
- 説明書が不親切すぎる
イヤホンではなくヘッドホンなのが惜しい
音質も機能も6,980円という価格で見れば、コスパに優れていてオススメできる商品なんだけど、個人的に”ヘッドホン”というのにどうしても引っ掛かりを覚えてしまう。
ヘッドホンであるという点が個人的にマイナス評価に少し関わってしまっているのだ。理由を下記のとおり。
使えるシーンが少ない
今回提供された本機以外にも、私はWF-1000XM4やATH-WS330BTを持っています。
そのため、イヤホン、ヘッドホンともに使えるシーンをパッと思いつく限り書いてみましたが、イヤホンには出来てもヘッドホンにはしにくいもしくは難しいシーンがありました。
運動や仮眠などのシーンでは、ヘッドホンは使いにくいだろうと考えます。
運動する際は耳が蒸れたり、上下に動きますし、寝返りが打てないので、結局ヘッドホンを外すことになります。
使えるシーンが少ないのはヘッドホンの宿命とも言えますが、6,980円という価格から見れば些細なものということも出来ますね。
公共交通機関で使うには気が引ける
上記に挙げた利用シーンでもっとも使用時間、使用率ともに多いのは「通勤・通学」です。そして、私が通勤に利用する公共交通機関は電車がメインです。
ともなれば、公共交通機関を利用するマナーとして「周囲への配慮(音漏れ)」への対策を考える必要があります。
ヘッドホンはイヤホンと比較して音が漏れやすい傾向にあります。とはいえ、昔に比べて、電車内でイヤホンやヘッドホンを使うことに抵抗はありませんし、ANCが音量を下げることに一役買ったりしますが、公共交通機関で使うのには少し躊躇いがあります。
ということで、ヘッドホンに少し残念というか微妙というか惜しいなと思ってしまうのです。
物理ボタンの形状が同じで分かりにくい
コスト削減のためなのか何なのかは分かりませんが、物理ボタンの形状が同じなのはちょっと微妙ですね。
特に電源ボタンまで同じだとつけたままだと何が何だか分からないので、しばらく「あれ?どっちだっけ?」みたいな状態に陥ったのは言うまでもありません。
電源オフが5秒間のボタン長押しである点
電源ボタンを3秒間推し続けると、電源がオンになるのになぜ電源をオフにする際は5秒の長押しにしたのか謎。
イヤホンの場合はケースに仕舞うことで自動的にOFFになるので気にはなりませんが、ヘッドホンは手動で電源を切ることが多いので手軽さは重要です。
説明書が不親切すぎる
せめて、説明書にない機能とかガイダンスとの名称は統一しようよ
説明書を読んだ後に思った感想が、これね。
- 音声ガイダンスと説明書で書かれている名称が一致しない
- ゲームモードについての説明が一切ない
音声ガイダンスと説明書で書かれている名称が一致しない
音声ガイダンスではパススルーと言ってるように聞こえるが、ボタン操作の説明ではトランスペアレンシーモードとなったり、ANCモードがENC ONと聞こえるんだよ。
どっちに寄せるでも良いから、統一してください。
ゲームモードについての説明が一切ない
Amazonの本姓ページには、「65msの低遅延を実現するゲームモードを搭載しており、」と書いてあるけどさ…。
説明書には記載が一切ないのよ!
せめて書こう?ね、書こう。
使う人、買う人全員が全員ゲームモードを理解しているわけじゃないし、売りとするなら書くべきところに書こう!
総括(最後に…)
初めてのヘッドホンとして持つには十分すぎる
アプリを通してイコライザーを弄り、自分好みにすることも出来るのですが、素のポテンシャルを含めて判断すると最初の一台として使う分にはオススメできる。
価格も6,980円と安価ながらANCやパススルーなどの機能が入っているのは素直に感心するレベル。
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