一人暮らしだと何かと面倒くさい買い物。
休日にまとまった買い物をしようと思うと、意外と時間と量があって、気づくと思ってたよりも時間を潰してしまっていてせっかくの休日がそれだけ終わるなんてことも…。
すると、最初に考えるのがAmazonなどのEコマースですが、品ぞろえなどを考えると宅配サービスを利用したいところ。
そこで、今回は全国的に有名であろう西友と生協の宅配サービスについて比べてみました。
テキスト
記事要旨
- 普段使いなら西友、大容量なら生協と使い分けるのがお得
- 西友といえば”みなさまのお墨付き”を選ぼう
- 宅配エリアや不在時の宅配などを含めると生協が使いやすい
項目 | 西友 | 生協 |
---|---|---|
価格 | 比較的安い | 若干お高い |
品揃え | 概ね変わり無し | 週で違う |
箱買い可能商品 | 一部カップ麺/酒類 | 一部カップ麺/酒類/飲み物 |
業務用/大容量 | 少数有 | 冷凍麺やドレッシングetc… |
配達エリア | 17都道府県 | ほぼ全国 |
配達手段 | 一部置き配可 | 手渡し置き配 |
配達条件 | 2,000円以上 | 1品から |
配達料金 | 330円 | 配達手数料110円 | 基本手数料88円
配達無料 | 税込5,500円以上 | 税別6,000円以上 |
配達日程 | 当日~3日後 | 週1 |
今回、西友と生協を宅配サービスとしての利便性を含めて調査して自分なりの結論としては、
”一人暮らしなら生協が断然使いやすい”ということでしょうか。
お世辞とかそういう話ではなくて、生協の致命的とまではいわないが弱点は西友と比べて多少高いという点だが、3~4人暮らしとかなら差額の大きさもばかにはならないでしょう。
けど、一人暮らしでの差額は、そこまで致命的な金額とはならず十分吸収可能な範囲だと思っています。
配達エリアも配達方法もそうですが、一人暮らしで利用しやすいように整っていますので、買い出しが面倒くさい!!っていう人にとっては有難いはず。
実際、利用している私としても有難いです。
商品比較
項目 | 西友 | 生協 |
---|---|---|
PB商品 | 有り | 有り |
価格 | 比較的安い | 若干お高い |
取扱い商品 | 食品/日用品 | 食品/日用品/家具/洋服/保険etc…. |
品揃え | 全国で変わりなし | 週で違う |
ケース販売 | 一部カップ麺/酒類 | 一部カップ麺/酒類/飲み物 |
業務用食品 大容量食品 | 少数有 | 冷凍麺やドレッシングetc… |
ミールキット | 有り(2人前) | 有り(2人前) |
欠品時 | 代替商品の案内無し | 代替商品の案内無し |
商品全般へのコメント
一人暮らしの私としては、双方とも良いところもあれば悪いところもあります。
が、敢えて分けるとすれば、以下の通りですね。
西友も生協も一通り使った身からすると、”生協が使いやすい”と答えますね。
- 大容量や複数売りが多く買いだめに良し
- 商品の種類は少ないが基本は抑えてる
大容量や複数売りが多く買いだめに良し
生協の食品は、食材の産地や安全・安心に拘っていたりするため高いというイメージがありますが、よくよく見ると安い商品がいくつもあります。
安さが目立つのが、大容量や箱買い対応や業務用の食品関連ですね。
例えば、一例ですが生協と西友で取り扱っている大容量オリーブオイルを比較してみましょう。
同じ製品じゃないので、完全な比較とはなりませんが、生協のほうが200円ほど安い。
その他にも、”すき家牛丼の具(135g)”で比べると西友は429円で、生協は5個セットの単価は236円となっていて、大容量や複数個売りの商品が西友よりも安いという事実があります。
商品の種類は少ないが基本は抑えてる
PBブランド商品を1ジャンルずつで調べてみると、案外生協のほうが少ないこともあります。
例えば、レトルトカレーだと、西友は15種類ありますが、生協はカタログにもよりますが2~4種類ぐらいと少ない。
ですが、その中身を見ると、
ビーフカレーやバターチキンカレー、ハッシュドビーフにほうれん草とチキンのカレー、レストランディナービーフカレーなどの基本は抑えています。
そのため、そこまで冒険をしない人にとっては必要十二分だと思います。
生協の商品について弱点もある
とはいっても、生協の商品に関する項目で気になる点?弱点もあって、それが
- 西友と比べてほんのちょびっと高い
- 週で商品に違いがあって扱いづらい
生協ってやっぱりちょっとお高いんですよ。(ほんと20円とか100円とかの違いですが…。
例えば、生茶(2L)が西友なら149円ですが、生協は181円といった具合にちょっとだけ高いんです。
もちろん、全部が全部高いわけじゃないし、数量限定品や大容量になると安いものもあります。
値段以外にも、週でカタログに掲載される商品に違いがあります。
納豆や豆腐、牛乳にパンなどは毎週用意されていますが、おさかなやお肉・冷凍食品なんかは次回予定が2週間後だったり、下手すると一か月後なんてこともあります。
なので、ちょっと扱いづらい感はありますかね…。
ですが、一人暮らしなら関係ない
ここまで色々と弱点を書きましたが、正直、一人暮らしならほぼ関係ないかと。
例えば、ちょっぴり高い件についていえば、家族と暮らしているなら差額もばかになりませんが、一人暮らしでは消費量がたかが知れていますので、差額に悩むほどの影響はないと考えます。
そもそも毎週毎週生協を利用する必要は無くて、まとめ買いが必要な時に利用すればいいだけだし、そもそもどうしても欲しい食品があるなら、次回入荷を見越して商品を買えば良いって話でもあるしね。
そう考えると、生協の宅配で十分。
西友の商品について
安いうえにPBブランド商品が豊富
生協と比べて、西友の強みはやはり安い点とPBブランド商品が豊富なところでしょうか。
PBブランド商品の幅という点では生協に負けるかと思いますが、それでもポイントポイントに絞っていくと西友のほうが多いというジャンルがいくつもあります。
レトルトやカップ麺や麺・パスタのジャンルでは、西友のほうが圧倒的に多い。
その中でも、もちもち極太生 つけ麺 豚骨醤油 鰹とさば節 150g×2という商品コンビニのつけ麺とそん色ないクオリティで230円とか激安なので、もう数年来のファンです。笑
普段使いの商品ももちろんですが、大体の商品が生協より安いというのも良いですね。
ぶっちゃけ安いだけなら近所のスーパーで事足りる話ですから、やっぱり一番の強みはPBブランド商品の豊富さでしょう。
個人的には、これだけだとパンチが足りないんで結果的に利用する頻度は半年に1回あれば良いほう。
生協の商品について
大容量/業務用/箱買い商品が充実
食料品に限った話で取り上げると、大容量/業務用/箱買いに対応した商品が非常に充実していて買いだめに最適です。
具体的に述べると、お酒、カップ麺やドレッシングや冷凍食品に乾物/飲料などがラインナップされてます。
特に、飲料に関して、箱売りしている商品もありますが、単品ずつの商品のほとんどには、”xx点以上で箱でお届け”と書かれているため、細々と買う必要が無くて、一気に買い足せるのは嬉しいですね。
私の場合は、特に自炊やお弁当も作る時に、大容量の冷凍食品を使うことが多いので非常に助かりますね。
こういう惣菜系の冷凍食品が充実しているっていうのはマジで有難い。
食料品以外だと、ほんと生活に関するものがなんでも揃うっていう印象が強いですね、生協は。
表以外の取扱商品だと、これぐらいありますよ。
実際、私も生協から食料品以外の製品として、冬用のラグマット(下記画像)を発注しましたもん。
ただ、問題というか弱点もあって、
- 品揃えが週によって違うこと
- 若干お高いこと
一部の商品は、毎週カタログに載るんですが、冷凍食品やインスタント食品、カップ麺の類はラインナップがコロコロ変わります。
ラインナップが変わるので、次回の入荷はいつかって心配しそうですが、紙面に次回予定が掛かれていることが多いのでそちらを参考して商品の発注をすれば特に問題にはならないかと。
商品の価格ですが、全体的にちょっとお高いかなと感じますが、安いものもあります。
私が良く買う大容量/業務用/箱買い商品はわりと値段が抑えられていますが、それ以外の食品は西友と比べても1割?程度高い感じですかね。
ただ、この辺りは食の安全やメーカーとの交渉も有るでしょうから致し方無い気もしますね。
配達比較
項目 | 西友 | 生協 |
---|---|---|
発注方法 | アプリ | Webアプリ Web/LINE | 発注書
配達エリア | エリア限定 | ほぼ全国 |
配達方法 | 置き配 | 手渡し置き配 |
配送条件 | 2,000円以上 | 1品から |
配送料金 | 330円 | 88円 配達手数料 110円 | 基本手数料
無料条件 | 税込5,500円以上 | 税別6,000円以上 |
配達可能日 | 当日~3日後 | 基本週1 |
配達全般へのコメント
西友の真の実力が発揮するのは、商品と配達、この二つの相乗効果なんだろうなというのが初っ端の感想。
西友は商品のラインナップとしては至って普通。確かにPBブランド商品のラインナップは豊富であるがそれを除けば、近所のスーパーとさほど変わらない。
けど、配達の即時性や配送無料条件/楽天ポイントとの親和性などを含めると普段使いに適しているように見える。
ですが、相乗効果を除いて配達だけに限れば配達エリアや配達方法、配送条件を含めて一人暮らしでも利用しやすい生協。
生協に問題があるとすれば、
- 配送無料ラインが税別6,000円な点
- 配達日が週1回
この2点でしょうけど、週1回だけ買い物をするスタイルだと、一回の買い物で6000円超えるはそうそう難しくないはずなので基本的には問題にはならないかと思います。
が、私のスタイル(近所のスーパー+生協利用)だと、6000円を下回ることがあるので、そこは要注意かと。
西友の配達について
Web版とアプリ版双方であまり大きな祖語は無く、Web版で慣れた人もアプリ版で慣れた人もそれぞれすぐ使える画面。
特に一人暮らしだと一々、発注書に書く余裕があるとは思えないので、手すきの時間にパッパッと商品を注文して即発注、即届くアプリ版の使い勝手は非常によろしい。
更にいえば、アプリ版は楽天市場の画面を流用しているかのような既知感があるので、すぐ慣れるでしょうww
配達に関して、配達可能エリアだけでいうと17都道府県のみと限定的。
いくら配送可能エリアの都道府県だろうと、市区町村や丁番でエリア外となることもあるため、不便というしかないのですが、それ以外にも基本的に手渡しなので、拘束時間が発生するため一人暮らしでは利用しづらい。
ただ、一部の配送可能エリアでは置き配も対応している。
置き配対応に加えて、最終便が20~22時となっているので、着実に一人暮らしでも利用しやすい環境が出来上がっている。
生協の配達について
商品の注文に関して、発注書が原則だが生協によってはWebやアプリ、LINEなどにも対応している。
更に、生協という組織は全国各地に存在するため、全国どこでも配達可能。
もちろん、細かく言えば山間部や離島部で対応しているかは各都道府県の生協次第だが、そういうことに対応している生協も存在していて、例えばみやぎ生協なんかは移動店舗を実施している。
置き配なので、一人暮らしで休日平日問わず外出していても必ず届けられるので安心材料となる。
しかも、配送条件もなくて1品からでも商品を配送してくれるので便利といえば便利。(現実的かっていう問題は置いといて
と、ここまで良いことだらけな生協ですが、いくつか注意点もあるので、そのあたりの話もしましょう。
- 配送無料ラインが税別6000円である
- 配送無料でも基本手数料88円がかかる
- 週1配送が基本
配送無料ラインが税別6000円である
西友は、税込み5500円で送料無料になるけど、生協の場合は税別6000円以上にならないと送料が無料にならない。
生協的な言い方だと、本体価格というのになるけどね。
税別6000円なので、実質的には税込み6600円分の買い物をしないと送料無料にならないのが痛い。
ただ、西友の配送料330円と比べると198円と比較的安いので、深く気にする必要はないかと。
配送無料でも基本手数料88円がかかる
税別6000円で送料無料になるといったが、無料になるのは配達手数料の110円だけで基本手数料88円は配送しようがしまいが必ず掛かる料金です。
つまり、1か月まるごと生協を利用しなくても352円掛かるのです。
一応、配達の休止をすることが出来るので、長期間利用する予定が無いのなら配達を休止するのも手だと思う。
また、個人的な意見としては、送料無料ラインを超えても110円しか安くならないので、送料無料ラインのことはあまり深く考えずに必要な商品を必要な分だけ注文するのが良いかと。
330円分となると、ちょっとした食品1つ分に相当するけど、188円なら牛乳1つとか自販機1本分なので。
どうしても、それも嫌だ!!っていう人はお友達やグループで利用すると良い。
そうすることで、6000円の無料ラインも容易に到達しますし、3人以上なら基本手数料も掛からず非常に便利!!
週1配送が基本
生協を利用し始めるタイミングで、生協側から「毎週x曜日に配達します!」みたいな連絡が来ます。
つまり、配送は基本週1なんです。
しかも、こちらから希望は出せないので、配送する曜日に関してはお任せするしかありませんので、曜日がかみ合わないこともあるでしょうし、食材の補充タイミングとズレることもあるでしょう。
そう考えると、なんとも使いづらいと感じるかもしれませんが、そこまで重く考える必要もありません。
理由として、食材の消費量と足りなければ近所のスーパーを利用すればいい話です。
一人暮らしなら週1の配送でも食品の消費量的に十分間に合いますよ、実際私も生協だけで生活している週もありますから。
まとめ
今回は一人暮らしで利用することに照準を当てて記事にしましたが、宅配を利用するつもりなら生協を利用するのが良いのでは?という感じですね。
多少高くつくついてしまう点は、一人暮らしなら許容できる範囲だし。
とくに生協で優れていると感じるのは、配送に伴ってお届けする手段が置き配ということでしょうか。
西友は安くてPBブランド商品も豊富ですが、その反面、手渡しが原則です。
一人暮らしの場合を考えると、手渡しによって、時間的にも場所的にも自宅に居なければならないという拘束が発生。
一応、配達時間は2時間間隔で区切られていますが、それでもその間移動は不可です。
そうなると、一人暮らしでしかも休日に外に出たいアクティブな人にとっては、超絶煩わしい。
ですが、生協ならば置き配が基本のため拘束が無くなり行動の範囲や制限がなくなるのは一人暮らしでは有難い。
そういう意味では、基本手数料88円を支払っても続ける価値はあるのではないかと思いますね。
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