節約と言えば、通信費と並んで食費も出てきます。
食費を削るとなれば、やっぱり王道は自炊ですが、一人暮らしで自炊をするまでにはある程度家電や調味料を揃えたりと意外と出費をしてしまいがちです。
実際、自炊メインで生活していますが、意外に調味料の出費とか馬鹿にならないんですよねぇ…。
すると、どっちが安いんだろう?かと。
様々なアンケートから費用を算出して比べてみましょう。
食費単体なら短期長期問わず自炊の勝ち
- 1月外食で済ませた場合、およそ45,911円
- 対して自炊の場合は、20,000円前後になる
計算してみて、自炊と外食で比べてみた際はやはり自炊のほうが安いのは確定的です。
が、自炊には調理する時間や栄養バランスを考えた食材購入、調理家電や調味料などの購入などを含めるとお金だけで判断できることではないと思われる。
が、長期的なスパンで費用を考えた場合、自炊のほうが有利といって差し支えないと判断できます。
外食費の算出
細かい平均などは以下にまとめていますが、朝・昼・晩の食事を全て外食などで済ませた場合、一カ月でどれぐらい掛かるのかアンケートを基に算出。
(270+585+626)×31=45,911円
個人的に、ドン引きですが、政府統計の総合窓口”e-Stat”の家計調査から単身勤労世帯の食料費と比較すると実はそうおかしい話ではないということが見えます。
上の食料には、外食費も込みで計算されていますが、2020年の食料を12カ月で割ると1月あたり42,753円と上記で算出した1月分の食費とそうズレていません。
朝食に掛かる費用
こちらの記事の後半に朝食1食当たりの平均が270円と書かれているのがおよそ私の予想は外れじゃないかなと。
自炊メインになるまでは、ほぼ外食派の人間だったんでなんとなーくわかるんです。
コンビニで270円の朝飯っていうと、おにぎり×1~2個と飲みもの、もしくはパン×1~2個と飲み物ぐらいと考えると良いところでしょう。
昼食に掛かる費用
男性会社員の一日の昼食代は昨年の555円から30円増加し、585円となりました。
新生銀行グループ「2020年サラリーマンのお小遣い調査」結果について
昼食代については新生銀行が2020年6月23日に発表した「2020年サラリーマンのお小遣い調査」の結果を基に昼食代を585円とします。
およそ弁当(500円)+飲み物とかかな?それぐらいだと思うし、都心なら弁当でも600円とか700円があるんで妥当。
夕食に掛かる費用
夕食代については、リクルートライフスタイルさんが”外食に求める期待と予算についてのアンケート”を実施しており、その中に「夕食にかけている費用」についての記載がありました。
「自宅での普段の夕食」は平均626円
まぁ、個人の見解ですけど626円がちょうどいいところでしょうね。
人にもよると思いますが、私自身は昼は少しでも抑えて夕食に好きなものを食べるっていう外食習慣が多かったので昼食よりもお金が掛かっていましたから。
自炊派筆者のリアルな食費
というわけで、自炊派としては私自身のリアルな数値で勝負したいと思います。
ちなみに、家計簿としても以下の記事で公開しています。
毎月の食費予算は、2万円設定
家計簿上で食費として計上しているのは、毎月”2万円”となっています。
これには、ごくたまに買うコンビニのカップ麺なども含んでいるので、厳密には自炊ONLYではないのですが。
直近3カ月の食費
そして、こちらが直近3カ月の食費となっています。
- 2020年12月:23,322円
- 2021年01月:20,507円
- 2021年02月:19,559円
平均すると、毎月”21,129円”と予算からちょっぴりオーバーしていますが、外食費よりだいぶ安く抑えてます。
節約するにあたって、自炊に切り替えて食費を削るのは理に叶っている気がする。
余談:政府統計における単身勤労世帯の支出で算出してみる
こちらで紹介した画像ですが、食料から外食費を引くと純粋な支出額が分かります。
それでいくと、年間370,061円となり1月当たりに換算すると”30,838円”となりますので、単身勤労世帯と比べたとしても平均よりもだいぶ安い私の食費です。
とはいえ、e-Statで比べてみても自炊のほうが安いのに変わりは有りません。
食費だけで見れば安いが、健康や栄養などコストを考えるべし
結果的に、食費だけで見ると自炊派大勝利と言ったところだろうか。
ただ、自炊をしようとすると、ラーニングコストの発生や場合によって初期投資が必要です。
- 調理家電の追加/買い替え
- 調理器具や食器の追加購入
- 調理に使う熱や電気の費用
実際、私自身も自炊をメインにする時に週1回の買い溜めに対応するため定格容量310Lの冷蔵庫(7万円ちかく)の冷蔵庫に買い換えていますし、調理器具の追加購入や洗剤など自炊に伴い食費以外の出費が増えたのも事実です。
このように本格的な自炊への移行には、食費以外の想定外の支出を伴います。
そのため、私個人はいきなりの自炊へ移行するのではなくて”まずは外食で1日にかける費用を落としていく。そこから徐々に自炊に慣らしていく”という方法をオススメします。
これなら、今後も自炊を続けられるかのお試し期間ともなりますし、気張らず続けることもやめることも出来ます。
と、ここまで自炊を推してきましたが、外食には外食の良さがあります。
外食をしようと外に出ると…肉料理から魚料理、インド料理、イタリアン、フレンチ、中華、和食と多くの種類があり、栄養のバランスを考えられたメニューや美味しさがあります。
食事は娯楽なんて言葉も有りますから、これは外食をする良さでしょう。
それに、外食のメニューを自炊で実現しようとすれば、コストが掛かってしまうこともあります。
それぞれのメリットを理解したうえでおっさんはこう思うんです。
実際、自炊派と言いながらたまには”日々、自炊を頑張っている自分へのご褒美”とか言いながら外食してますよ、私は。
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