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場所は選ぶがメイン機としても十分な音質を持つVGP2025金賞”SOUNDPEATS Air5 Lite”!!

SOUNDPEATSさまより2度目のレビュー依頼がキタァァァァァアアアアア!!

正直、もう来ないと思ってたぜ☆

と言うことで、今回の製品は今年発売のAir5 Liteのレビュー記事となります。製品を提供してもらったからと言って忖度する気は無いので、素直な感想を書いていきます。

目次

音(音質/メリハリ/キレ)の評価

イヤホンの本質は音質にあるので、その部分についても評価しますが、評価するにあたって、下記の楽曲を複数回聞いたうえで判定しています。

こちらの曲で聞き比べてみました。
参考楽曲
  • Burn It to the Ground
  • 走れSAKAMOTO – RUN SAKAMOTO –
  • Radiant Dawn
  • 百花繚乱

ガチ勢じゃない+本機のみの評価です。

低音
Good
Bad
中音
Good
Bad
高音
Good
Bad
キレ
Good
Bad
メリハリ
Good
Bad
低音について

端的にいえば、本機は”ドンシャリ“ですね。

比較的、低音は良くなっていたように聞こえますし、腹にずっしりと響くベースやドラム音が心地よく聞こえてきましたね。低音と歌声のバランスも良く聞こえます。

中音について

低音がよく鳴るドンシャリではあり、シャリシャリとした音ではありますが、そこまででは無いですね。

高音について

低音がよく鳴るドンシャリであるため、中音では気にならなかったシャリシャリとした音がもう少し強調されてしまうので、女性Voの高音をよく聞く場合は全体的に軽く聞こえてしまうでしょう。

キレについて

キレ(拍や節)については少し物足りなさを感じました。

音と音の繋がりが滑らかに聞こえる一方で、音と音の間の拍が繋がっている部分も見受けられて、全体的にボヤっとした感じになっている部分もあって、ちょっと私としては評価を落としました。

また、音のなりだし部分が滑らかというか籠っている感もあります。

メリハリについて

声&楽器音の強弱については、低音~高音までしっかりとしたメリハリがあって良きですね。低音に比べて高音のメリハリは若干弱く感じるところもありますが、メリハリに関しては十分。

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手持ちのWF-1000XM4と比べて…

聞き続ける分には遜色ない

過日、たまたまですが、オーディオガチ勢と言える人と職場で話す機会があったのですが…その方曰く

今のイヤホンは出来が良くて1万円と3万円ぐらいだと遜色ないよ

とのことでした。2021年11月に買って使い古されたWF-1000XM4(ヒアスルーDSEEアップスケーリング)と本機Air5 Liteを何かの作業しながら使っている分には違いにあまり気づかないと思います。とはいえ、Air5 Liteはメリハリやキレ、音の鳴りだしにある少し籠った感じがあるので、聞きなれた曲だと気づく人も一定数居るかなと。

とはいえ、大きく遜色があるわけではないので、その差を明確に感じるっていうのは少々難しい気がする…

良かった点

良かった点
  • 7380円で音質・機能ともにコスパが良い
  • 片耳で使えて、4.6gと軽量で長時間使える
  • Bluetooth接続が簡単すぎる
  • ANCが無い?分、周囲の音を拾えて助かる

7380円で音質・機能ともにコスパが良い

流石、VGP2025のBluetooth完全ワイヤレスイヤホン(6.5千円以上8千円未満)にて金賞を受賞した製品だなと思えるほど音質や機能ともに優れていてコスパはかなり良いと思いました。

パッケージに書かれているところだと、

  • Hi-Res Audio WIRELESS
  • LDAC対応
  • 13mmの大口径ダイナミックドライバー搭載

というのが目につく。

ドライバーの駆動方式としては一般的なダイナミック型だが13mmと大きい分、音質にも良い影響を与えている。実際に、音質としてはドンシャリ気味ではあるが、中音高音ともにそこまでシャリシャリしていない。

ただ、価格相応な部分として、毎度、音のなりだしが少し籠って聞こえてくる。が、音楽を聴き続ける分には籠った感じも取れていくので、だいぶ使い古されたWF-1000XM4とあまり遜色なく聞こえているような気がする。

機能についてもだが、再生・停止・ボリュームアップやダウンなど一通り必要な機能が備えられているのも良い。

後述する片耳で使うことも多い私としては、再生と停止が左右どちらのタッチ操作でも使えるのが凄くありがたい!

片耳で使えて、4.6gと軽量で長時間使える

私は、職場での仕事やブログ等の作業をする際、片耳だけイヤホンを装着して作業をすることが多いので、片耳で使えることはもちろん、長時間の装着に耐えられなければなりません。カナル型は耳に押し込む都合上、数時間すると耳が痛いので、付けては外してまた付けてを繰り返すので、あまり長時間は向かないんですよねぇ…。

その点、本機はデザイン的にAirPodsに似た流線型のデザインを採用しています。

AirPodsに似た流線型のデザインってどうなのかな?って思いましたが、実際に装着すると落ちそうで落ちない何とも言えない感覚ですね。

落ちないかのテストで、自宅でヘドバンしましたが落ちませんでした笑

メーカーさま曰く

数万種類以上の耳の形状データを基に、耳の形にフィットするデザインで、快適な装着感を実現し、負担を感じさせません。

とのことですが、実際、かなり快適な装着感ですね。まーじで耳が痛くないんですよ。これすっごい重要(

快適な装着感とともに負担に感じないぐらい軽いのもデカい。

4~5gの間を行ったり来たり

片耳の重量は4.6g

写真では5gとなっていますが、実際には4~5gの間を行ったり来たりしたので、公式に間違いは無さそう。

Bluetooth接続が簡単すぎる

過去使ってたイヤホンでは、接続後の手順はイヤホンを充電器から取れば再接続してくれるんですが、初回の接続には長押しなどで接続モードに切り替えるなどの操作が必要でした。

本機は、最初から取り出した時点で接続モードになるため

  1. 本機を充電器から取り出す
  2. スマホでBluetooth画面を開く
  3. 接続をタップ

という、ものすごい簡単で驚きました。別にBluetooth接続が大変ってわけじゃ無いんですが、面倒くさいなーっていう小さな所を確実に治してくれるあたり良い。

ANCが無い?分、周囲の音を拾えて助かる

メーカーさんからは、

AI適応型アクティブノイズキャンセリングとAI風ノイズ低減機能を兼ね備え、よりクリアな通話品質と快適な使用体験を提供します

とのことですが、2週間使ってみての感想としては、ANC効いているという実感はほぼ感じられませんでした…もしかしたら微かに効いているのかもしれませんが、私の耳には違いが分かりませんでしたorz

多分、通話のみっぽくて、試せていません…

そのため、電車の中ではiPhoneの音量を50%前後にしないと、音に集中できない感じがしますので、通勤に使う予定で考えている人は、少し待った方が良いです。

ただ、周囲の音が拾えるということは自宅などの比較的静かな部屋の中で使う分には全く問題ないと言えます。

私のように一人暮らしで掃除や洗濯、ブログの作業中にAmazonや楽天で頼んだ商品が届いたとして、インターホンに気付かなくて荷物を受け取れなかった!ということで、ANCイヤホンでは発生しますが、本機なら聞き逃す確率はぐっと下がりますので、その点では、助かることもありますし、実際、ありました。

気になった点

悪かった点
  • 鳴り始めに少し籠ったような音を出す
  • 細かい所/痒い所に手が届いていない
    • 反応が少し鈍いので、”前の曲”操作が難しい
    • 外しても曲や動画の再生が自動で止まらない
  • ボリュームで左右の出力が変わる

鳴り始めに少し籠ったような音を出す

音質は8,000円以下として中々良いと思っているが、その分気になってしまっているのが音の鳴りだしが一層こもって聞こえてしまう点。

鳴らし続けていると、籠った音に慣れるのかそれとも解消されているのかは分からないが、気にならなくなる。が、一度音の止めて再開すると再び籠った音が聞こえるので、再生と停止を繰り返す場合には注意されたし。

細かい所/痒い所に手が届いていない

全体的な操作感や音質については、7380円にしては素晴らしいものがあると思うが、どうしても気になったのが、

ここまで良くできているならここも頑張れよっ!

っていう、細かい所/痒い所に手が届いていない部分がどうしても気になってしまった。具体的に挙げると、下記の二つなので、突っ込んで書いていく。

ここ頑張ってほしかった!
痒い所
  • 反応が少し鈍いので、”前の曲”操作が難しい
  • 外しても曲や動画の再生が自動で止まらない

反応が少し鈍いので、”前の曲”が難しい

イヤホンの表面をタップしてから操作が実行されるまで1.5〜1.6秒ぐらいのラグがあり、タッチ操作を多用する人にとっては地味にストレスを感じるポイントかと。

難しいのが、左側イヤホンの表面を1.5秒ほど長押しして操作する”前の曲”操作だ。前の曲に戻りたいのなら、現在再生中の曲が1秒未満で長押しをしないと前の曲が再生されず、現在の曲の始まりに戻るだけなので、シビアに感じた。

もう少しだけ反応が良くなれば良かった…

外しても曲や動画の再生が自動で止まらない

WF-1000XM4を含めワイヤレスイヤホンの中には、イヤホンを外すと自動的に停止する機能があるんですが、本機は例え外しても停止しません。少なくとも、SpotifyとYouTubeは止まりませんでしたね。

自動で止まらなかったら手動で止めたり、巻き戻したり、すれば良いからさほど大きな問題では無い

ボリュームで左右の出力が変わる

これは私が持っているやつだけかもしれないが、ボリュームを上げ下げしていると左右で音声出力に差が出るような感覚がある。具体的には、

  1. 楽器音だけが強く聞こえたり、
  2. 左側or右側からのみが音が大きくなる

など、左右対称ではない音によって、違和感を感じる点が少し気になった。

こういう人には是非買ってみて欲しい。

使ってみた感想のまとめ

良かった点、気になった点を含め使ってみて全体の感想をまとめると、以下のような感じだろうか。

本機の全体的な感想をまとめる
筆者の感想まとめ
  • 7,380円としては音質が良くてかなりビックリした
  • 着け心地や軽さが際立っていて、長時間の装着に向く
  • 周囲の音を拾うので、通勤・通学に不向きな気がする
  • オープンイヤー型と同じような使い方がオススメ

7,380円を考えれば素晴らしい音質

まず、驚いたのは7,380円でここまで音質が良いのか?ということに非常に驚いた点だ。

私のヘッドホン遍歴を思い起こしても少なくとも2万は掛けてきた、その理由として「音質と価格は直結する」というのが私なりの定説だったから。だからこそ、今使っているWF-1000XM4を疑ったことは無かった。

しかし、本機はそれに迫ろうというほど音質が良いことにびっくりした。前述しているように、音の沼に落ちた人なら分かるだろうが、音の沼に落ちていない私のような人では、気づけない人も出るだろう。それぐらい良い。

問題が無いわけではない。私が気になった音の鳴りだしに籠った感じは、価格を考えれば問題にすらならない。

デザインの合理性に頷くばかり

特にカナル型は耳に押し込む都合上、長時間着けていると痛くなる。これは誰しもが一度は経験するだろう。私としては、この問題は一生付きまとう問題だと思った。しかし、このイヤホンを付けると…

なるほど、そういうことなのか

瞬間的に理解したのだ。これが「最適解」であると。

落ちない絶妙なホールド感とともに、耳が痛くならない構造、その合理的な回答がこのデザインだと分からされる。

正直な話、このデザインは好みではない。だが、多くのメーカーが似たような流線型のデザインを採用し、通勤通学で使っているユーザーの多くがこのようなデザインのイヤホンを使っている。ただただ、納得するばかりだ。

通勤・通学には不向きなのは致し方無い

通勤通学で出番の多いイヤホン。つまり、騒音との勝負なのだが、そうなると圧倒的に有利なのがANC付だ。オフィシャルには、搭載しているようだが、前述している通り、通話時のみっぽくて音楽などの通常使用時のANCは非統制だと思われる。

そのため、通勤や通学には向かない。この点はどうしようも無い事実だと思う。

自宅での利用する時に光るのが本機

だが、私はそれが本機の美点だとも思う。音が聞こえるなら自宅で使えば良い。通勤・通学ほど周囲がうるさくなく、必要に応じて音が聞こえている必要もある。はてさて、どこかで見たことある利用シーンだ。

そう、オープンイヤー型イヤホンだ。

有効利用できるシーン
  • 筋トレ動画を見ながら別で音楽を聴きたい
  • 作業中に自宅の呼び鈴を聴き逃したく無い
  • 料理中に子供の声が聞こえないと心配
  • 仕事中に同僚や上司から声をかけられる
  • 知らない駅で降車したり乗り換えをする
こういうとき便利

他にも色んなシーンが考えられるが、総じてOWSイヤホンと同じ様な利用シーンを思い描くのが良い。

本機はインナーイヤー型なので、厳密にはオープンイヤー型とも違います。

最後に…

メイン機にもなり得る優秀さが売りの本機

音質にこだわる人は、ANCや音質やなり始めの籠った感じ/機能などで不満を持つこともあるだろうが、サブ機として持っておく分には十分じゃないだろうか?そうじゃないなら、使う場所を選びつつメインとして使っても十分だろう。

そんな優等生さがうかがえる優秀な本機をぜひ一度手に取ってもらいたい。

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