
入力をもうちょっと楽にしたい



プログラミングに適したキーボードは無いか?



映えるキーボードが欲しい



そんな人には、REAL FORCEがオススメ!!
良いキーボードを使うと、入力が楽になるので作業効率もUPしますし、手首への負担が軽くなるんですよ。
そんなキーボード界隈で、昔から高級キーボードの代名詞として名前が挙がるのが、今回紹介する東プレさんの”REAL FORCE”という製品です。
こちらを今回、初めて購入しましたのでレビューしていきます。
ぶっちゃけ、「Webライターやプログラマーなどは世界が変わるレベルで買わないと後悔する」とだけお伝えします。
レビュー要旨
本記事のレビューをまとめましたので、結果が知りたい人はこちらを読んでください。
Webライターやプログラマーなど文字入力が多いなら買い替えると世界が変わる
- 黒が凄くかっこいい
- 1.3キロの重さと形がたまらない!!
- テンキー有無や荷重など種類が豊富
- bluetooth5.0で簡単接続
- 触り心地の良さと打鍵感がgood!!
- 試し打ちできるので安心材料となる
- テンキーレスでスペースが空くこと
- 価格がだいぶ高い
- 高さがある分、疲れやすい
- かっこいいけど、見づらい
- 30gが軽すぎて使い初めが苦労する
- スリープ機能が無くて困る
項目 | 評価 |
---|---|
総合評価 | |
デザイン | |
入力 | |
価格 | |
耐久 | |
機能 |
- 総合評価
-
文句のつけようがないほどパーフェクト。
パソコンを使い初めておよそ20年経ちますが、キーボードで後悔したのは初めて。
それぐらい凄い。
- デザイン
-
個人的にこのデザインが好き。
LEDによる派手さじゃなくて、キーボード自身から発せられる自己主張が良い。
- 入力
-
キー荷重が30gと同製品内でも最軽量に分類されているため、押し始めがかなり軽く慣れないうちは意図しない入力をしたりすることがありました。
けど、慣れるとこの軽さが大量の文字入力にピッタリなのでこちらも良き。
- 価格
-
キーボードの価格としては、多分トップクラスに入るほど高い。
ただ、有線のみのキーボードにすると、ハイブリッドよりも1万円ほど安いが、それでも高い…。
- 耐久
-
キートップへの印字には昇華印刷ため、印字が消える心配はほぼ無い。
更に、公式のスイッチ寿命は5,000万回以上となっているので、ちょっとやそっとじゃ寿命にはならないだろう。
- 機能
-
高級キーボードというだけ、かなりいろんな機能が用意されている。
分かりやすいところだと、接続方式が有線/無線に対応していたり、専用のソフトウェアを使うことでキーの入れ替えが可能になるなどがある。
正直、手に余る気がしなくもないが、必要量は十分満たしているのでOK
- ゲーム適正
-
無いとは言えませんが、ゲームにはゲーム用のREAL FOCEが用意されているんでそちらを使うのが良いでしょう。
- タイプ適正
-
正直、この製品はこれが本来の強みでしょう。
打つ楽しさを味わえる至高のキーボードといえます。
- 持込み適正
-
重量が1.3kgほどあるため、毎日持ち込むのには少し適さないかと。
良い運動にはなりそうですけどね。
REAL FORCEってなに?


REAL FORCEは東プレが出しているキーボードで、後述するHHKBにならぶ高級キーボードとして認知されています。
今回のR3は前モデルR2の発売から5年ぶりの刷新モデルです。
機能としては、静電容量無接点方式に加えて、R3初導入のBlue tooth5.0やスイッチのオン位置を調整できるAPC機能、キー荷重などがあります。
良かった点
REAL FORCEを買って良かった点を挙げていきます。
- 黒が凄くかっこいい
- 1.3キロの重さと形がたまらない!!
- テンキー有無や荷重など種類が豊富
- bluetooth5.0で簡単接続
- 触り心地の良さと打鍵感がgood!!
- 試し打ちできるので安心材料となる
- テンキーレスでスペースが空くこと
黒が凄くかっこいい


私が今回購入したのは、REAL FORCEのR3HC13というキーボードになります。
カラーリングは黒&英語配列なので、普段、使っている日本語配列とはまた違うのですが、その辺りは後ほど語るとして…。
とにかく、かっこいい。
キーボードなのだから、打ちやすさとかを一番の判断材料にしなきゃいけないのは分かってます。
けどさ、やっぱりテンションの上がるって最高だと思うんですよ。
気持ちが乗れば仕事だってプライベートだってきっといい仕事をしてれるはずで、その点で言えばこれは文句なし!!
黒のカラーリングのカッコよさはもちろんですが、お気に入りは印字のシンプルさです。




英語配列なので、ひらがな表記がありません。
非常にシンプルで見やすく洗礼されたキートップのかっこよさがGOODです。
1.3キロの重さと形がたまらない!!


キーボードとしてはかなりの重めの1.3kgなので、賛否両論が出そうです。
持ち運びには適しませんし、おいそれと動かすのも若干面倒くさいしで、否のほうが多そうですが個人的にはアリです。
理由としては、私の打ち方にありまして…。
私、打ち方がわりと雑というか結構、叩くように押すタイプなので、軽かったりすると動いたりカタカタしたりするんです。
それがREAL FORCEにしたことで一切なくなったので、個人的にはアリアリの大有りって感じ。
ただし、実際に持った感想としては、



重さ的に軽めのノートぐらいだ
って感じでしたので、持ち運びたいという人はちょっと考えたほうが良いです。
どちらかというと据え置きで実力を発揮するタイプじゃないかと。
テンキー有無や荷重など種類が豊富
REAL FORCEのキーボードはざっくりと下記のような分け方になっています。
項目名 | REAL FORCE |
---|---|
種類 | フルキーボード テンキーレスキーボード |
通信方式 | ハイブリッド 有線のみ |
レイアウト | 日本語 英語 |
スイッチ音 | 静音 |
キー荷重 | 30g/45g/55g 変荷重 |
上記の組み合わせ次第ではありますが、相当数の種類があるため自分の好みにマッチしたキーボードを選ぶことができます。
もしかしたら、キー荷重とかで気に食わないことがあるかもしれませんが、自分の理想もしくはそれに近いキーボードが見つかるはずです。
私も、英語配列でテンキーレス&ハイブリッドを探していたんで、ほんと理想のキーボードがREAL FORCEにあったんで様様っす。
一点、注意としては英語配列のキーボードの選択肢は日本語配列に比べて幾分か少ないです。
bluetooth5.0で簡単接続


私の購入したのは、通信方法がハイブリッド、つまりBluetoothと有線接続の両方使用できます。
Bluetooth接続はそんな難しいことないです。


すると、1と書かれた部分のLEDが青く早い明滅を繰り返すようになります。




こんな感じでデバイス追加画面で、REAL FORCE_1のように表示されるので押せば完了
こんな感じで迷うことは無かったです。
無線接続なので、遅延を気にする人もいると思います。
私がやった範囲では、同じキーを連続入力すると遅延を感じますが、同じキーを連続入力するケースはそうそう無いので、特に問題ありません。
触り心地の良さと打鍵感がgood!!


安いというか、多くのキーボード製品のキートップ印字はシールのようなものが貼られています。
これはこれで良いんですが、個人的にはキートップに触れているとシールの部分だけが盛り上がっているので、感触的にあまり好きじゃない。
が、REAL FORCEに採用されている印刷技術は昇華印刷というらしい。
この印刷技術のお陰で、気になっていた印字部分の盛り上がりを感じることが無くなりました。
もうね、ずーっと触っていたい感触なうえ印字が耐久性に優れるというメリットあるらしい。
あと、気に入ったのがキーボードの打鍵感だ。
以前のキーボードだと、キートップを触れると前後にブレるしガチガチとした音や跳ね返り、押し始めの反発力がありました。
しかし、REAL FORCEに買い替えたらほんと面白いほどタイプするのが楽しい。
反発や跳ね返りなどがほぼ無いので、押したら押した分だけ抵抗なく綺麗にキートップが落ちていくんです。
音的にいえば、「ストン、ストン、ストン」と引っかかりもなく綺麗な音が出てくる。
正直、REAL FORCEにするまで打鍵感とかなんだよ!?って思っていましたが、触って打つとわかるようになるんです。
綺麗に落ちていくのも、それに対して鳴る音や押すと適度に指に吸い付くキートップなどその癖がたまらなく好きになるんですよ。
触って打たないとわからない領域ですが、やりだすと「あ、これが打鍵感か」って納得するし、虜になるのも分かる。
触っている間のwktkが止まりませんわ。笑
試し打ちできるので安心材料となる


REAL FORCREは高級キーボードというだけあって、キーボードのわりには高いです。
問題は”試し打ちできる場所がほぼ無い”んです。
キーボードの試し打ち自体は、家電量販店でも実施されていますが、メインとなるのは安いキーボードだったり、最近人気のゲーミングキーボードなどでREAL FORCEなどの高級キーボードはほぼありません。
高いので失敗したくないし、試せないので購入に躊躇してしまうのは当然。
そんなREAL FORCEですが、関東なら試し打ちができますよ。
場所は、「池袋のビックカメラ(パソコン館)」になりますが、こちらで30g/45gの試し打ちができます。
旧モデルのキーボードも展示されています。
気になるけど、不安だという人は行くのはアリですし、実際に私も行って試し打ちしたうえでこの製品を選びました。
テンキーレスでスペースが空くこと




テンキーレスにしたので、以前のフルキーボードに比べて6cmほど幅が短くなっています。
テンキーが無くなったことで、モニターの中心にキーボードを据えることが出来るようになりました。
結果、今までの姿勢の悪さからくる首や腰の痛みから解放されました。
普段使う分には、数字入力も多くありませんし、不便と感じませんので、テンキーレス最高()
悪かった点
続いて悪かった点となります。
- 価格がだいぶ高い
- 高さがある分、疲れやすい
- かっこいいけど、見づらい
- 30gが軽すぎて使い初めが苦労する
- スリープ機能が無くて困る
価格がだいぶ高い


ぶっちゃけキーボードは値段がピンからキリまであります。
安いものだと、1000円台のものからあるし、ちょい昔ならパソコンを買うとマウスとキーボードがセットになんてこともあるぐらいでしたから、感覚的に「キーボード=安い」は分かる。
そこから比べると、最上位は34,540円というのだいぶというかかなり高いし、躊躇するレベル。
ただ、圧倒的なまでの使いやすさ、軽快な入力動作にカスタマイズや耐久性に手首への負担を考えれば、文字入力が多い職業の方にとって、長期的な視点で見ればかなり安いと感じますね。
高さがある分、疲れやすい


重厚感と見た目のインパクトなどでかっこいいREAL FORCEですが、高さがある分、そのままだと手首が辛いです。
実際、ブログ作成をしている時も3000文字あたりから手首への負担が気になります。
そのため、キーボードリストレストが必須アイテムなので、忘れずに買いましょう。
オススメは、木の色合いが素敵なFILCO Genuine ウッドリストレスト Mサイズ
かっこいいけど、見づらい


私が持っているのは、BLACKなんですが、印字も黒やグレーで統一されているため、かなり見にくいです。
日の光が指していると見えますが、夕方とか曇り空の部屋だとおっさん視力だとキツい。
それでも使えるのは、ブラインドタッチでどこに何かあるか分かるからなので、配置が分からない人は相当苦労すること間違いないでしょう。
見やすい白もあるので、見にくい使いにくそうと感じれば白を購入するようにしましょう。
30gが軽すぎて使い初めが苦労する


キー荷重30gって、軽くてちょっと触れると、キーが簡単に押し込まれるのですぐ反応します。
パソコンでWeb漫画なんかを読むと、押した感覚が無いのに、気づくと次々ページが送られてしまう事態に…。
軽いので、文章などを打つときの労力がだいぶ少なくなったんですが、軽さの弊害ですね。笑
スリープ機能が無くて困る


ひとつ前のキーボードだと、キーボード側からスリープモードにすることができたんですが、REAL FORCEはできません。
私の場合、PCを使う頻度が多いのでシャットダウンする回数自体は少ないんですよねぇ。
すると、大抵はスリープモードにしちゃうわけですが、今まではこれがキーボード側からできたのでボタン一つで、「はい、完了!おやすみなさい!!」ができたんですけどそれができないのでちょっと面倒になりました。
あれば便利な機能なので、出来ればつけたいと思いますが、現状ではキーマップ変更でも対応できないので仕方がないと割り切ってます。
HHKBとの違い
HHKBはPFUが出している高級キーボードで、よく話題に上がるキーボードになります。
で、この二つの違いを表にまとめました。
項目名 | REAL FORCE | HHKB |
---|---|---|
価格帯 | 23,980~34,980円 | 26,950~36,850円 |
配列 | 英語 | 日本語英語 | 日本語
接続方式 | 有線のみと | 有線/Blue tooth5.0有線のみと有線/Blue tooth4.2 |
重量 | 1.3~1.6kg | 530~540g |
キー数 | 87~112 | 60~69 |
キーボードタイプ | 静電容量無接点方式 | 静電容量無接点方式 |
キーマップ変更 | 一律で可能 | 不可と可能の機種有 |
キー荷重 | 変荷重 | 30g/45g/55g45g |
もっとも決定的な違いがあるのは、キー数です。




REAL FORCEはキー数が87~112と幅があり、これはテンキーレスとフルキーボードによって違いがあります。
が、見た目は皆さんが普段使っているキーボードとほぼ同じです。
HHKBだと、英語配列・日本語配列によっても違いはありますが、代表的なところだとファンクションキーや十字キーなどがありません。
HHKBがなぜこのような合理的なキー配列なのか?というと、それはHHKBのルーツにあります。
HHKBのルーツ、それは「プログラマーが理想とするキー配列のキーボード」
だからこそ、最小の動きで最高のパフォーマンスを出すため、極力無駄な無い動きのキー配列を良しとしたんだと思います。
日本語配列と英語配列の違い




さて、続いて日本語配列と英語配列の違いについて説明します。
大きな違いは以下の通りです。
- カナの表記
- 半角/全角や無変換/変換/カタカナひらがなが無い
- 記号の配置が違う
- SpaceやBackSpaceキーの大きさが違う
- Enterキーが横に長い
1番目と2番は当たり前として、3番目から決定的に違います。
分かりやすいのが、アットマークでしょう。
英語の場合は、Shiftキーを押しながら2をキータッチすることになりますが、日本語の場合は上から2列目かつエンターキーからみて左に二ついったところを押すだけです。
また、エンターキーやスペースキー、バックスペースきーなども大きさが異なり、比較的横に長くなっています。
それ以外にも、違うのは日本語/英語の切り替えもそうです。
日本語配列なら、半角/全角キーを押すだけで終わりますが、英語配列はAltキーを押しつつ1の左隣を押さないと切り替わりません。
なので、慣れないとかなりタイプミスをしてしまうので、注意が必要です。
選び方のポイント


今回、REAL FORCEを買うにあたって、HHKBと一緒にかなり調べました。
更に、REAL FORCEに触れたことで何となくですが、選ぶポイントが見えた気がします。
REAL FORCEとHHKBどっち?


先にHHKBがオススメな人を挙げていきますね。
- ひたすらタイピングをする仕事の人(プログラマーなど
- ショートカットキー多用勢
- 使いにくくても持ち歩きたい
- キーボード入力で作業が完結する
もう少しかみ砕いて書くと、
「上書き保存やカーソル移動なんかにマウスとかはほぼ使わないぜ!!」っていう人たちはHHKBが良いと思います。
上の条件にあてはまらないのであれば、REAL FORCEでよろしいかと。
日本語配列は十字キーあるんで、マシです。
が、英語配列の場合は十字キーが無いので、ファンクションキーとの併用でカーソルを動かすことになるので、それを聞いて大丈夫出来るっていう人は有りかなーと思いますね。
日本語配列と英語配列


続いて、日本語配列と英語配列どっちを選ぶべきかっていう話です。
答えは、職場で使っているキーボード配列です。
ただし、以下のような症状というか悩みを抱えている人は例外的に英語配列も選択肢に入れて良いかなと。
- Enterキーが押しづらいor打ち間違う
- 記号の配列位置が分かりづらい
個人的に、英語配列の記号入力は相関性があってかなり覚えやすいです。
例えば、日本語だと;と:は違うキーが割り当てられていますが、英語配列だと同じキーのShift入力有り無しで;と:が打てるようになっているので、相関性が分かるとかなり打ちやすい。
また、英語配列のEnterキーは縦幅が2列から1列に縮小されていますが、横幅は3列分と長くなっているので打ちやすいです。
色々と書きましたが、基本的には最初に書いたように職場で使っているキーボード配列準拠で良いです。
テンキーレスかフルキーボードか


続いて、テンキーレスかフルキーボードどちらが良いかっていうと、これも分かりやすいです。
数字入力が多いならフルキーボードのほうが良いでしょう。
それに対して、文字が主体(例えば、webライターやプログラマー、ブロガーなど)の人はテンキーレスでも問題ないです。
実際、この記事もテンキーレスで書いていますが、数字入力がテンキーじゃなくなってもあまり不便とは感じません。
ただ、人によっては使う時もあるし使わない時もあるから微妙という人もいるでしょう。
その場合は、パソコンに向かう姿勢で考えても良いかと。
フルキーボードはテンキーがある分、幅が広くなっています。
そこに、マウスを置くとなると手を広げなくてはなりませんし、PCデスクの幅が狭ければモニターとキーボードを一直線に結ぶのも難しく、体勢が崩れてしまうことになります。
体勢が崩れたまま長時間のタイピングは腰や体へのダメージもデカいので一考の余地あり。
さらに言えば、テンキーだけ欲しいとなれば別売りで買えば良い話ですしね。笑
まとめ


ここまでのレビューを振り返ってみて、良い点も悪い点もありました。
けど、買わないほうが絶対に後悔するだろうし、今まで買わなかったこと後悔するぐらいに満足してます。
この記事も絶賛、このキーボードで書いていますが、とにかく楽しいんですよ。
打つのが楽しい!机に向かうのが楽しみになる!そういう気持ちにさせる、自分の仕事のやる気を向上させたうえに作業効率もグッとアップする、そんな夢のようなキーボードです。
文字などの入力が多くて、どれも大して変わらんだろうと思っている人にぜひ試してほしい逸品
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