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軽いタッチと選べるラインナップの豊富さが売りの東プレ「REAL FORCE」

PCの周辺機器といえばたくさんのものがあって、正直「どれかっても同じ」とか思っていませんか?

まぁその通りなんですけどね。笑

ただ、文字を入力することが増えたりする私のような人間は、手首が痛くなると仕事になりませんし…それに、やっぱり仕事に使う道具には多少なりともお金を掛けたほうが良い。

ということで、キーボードの高級品として昔から名前が挙がるのが、東プレさんとPFUさん。

PFUさんが売り出しているのはHHKBになりまして、今回私が買ったのは東プレさんの”REAL FORCE”になります。

こちらを今回、初めて購入しましたのでレビューしていきます。

目次

総合評価

REAL FORCE R3HD13
総合評価
( 5 )
メリット
  • 重みがあって入力時に動くことが無い
  • 適度な高さと角度があって打ちやすい
  • 英語かつテンキーレスがあること
  • キー位置がよく見る形で扱いやすい
  • 30gと非常に軽く指の負荷が少ない
デメリット
  • キーボードとしては破格の3万Over
  • 手元が明るくないとキー印字が見えない
  • 高さと角度&軽いキー荷重で手が疲れる

初めての万超え、しかも3万っていうやすい物は1,000円ぐらいからあるキーボードの中では高い買い物。ですが、買って良かったなと思える点が多かったです。

英語やテンキーレス、キー荷重30gが特に有難かったですね。私はブログで記事も執筆しているので、多い時は数万回タイピングをするので指が疲れてくると、作業が停止してしまう恐れがあるので…。

良い点

さて、ということで良い点を列挙していきましょう。全部で5つになります。

良い点
  • 重みがあって入力時に動くことが無い
  • 適度な高さと角度があって打ちやすい
  • 英語かつテンキーレスがあること
  • キー位置がよく見る形で扱いやすい
  • 30gと非常に軽く指の負荷が少ない

重みがあって入力時に動くことが無い

比較的キーボードって軽い製品が多いのですが、その中にあっても本機を含めたREAL FORCE製品は重いほうかと。

本機の重量は、なんと1.3kgです。

ちなみに、他社のキーボードと比較するためとこんな感じ。

項目/製品名REAL FORCE
R3HD13
HHKB
HYBRID Type-S
ロジクール
K295GP
Keychron
K1 SE
重量1.3kg540g498g550g
他メーカーとの比較

そもそも、軽い理由って持ち運びしやすくするとか色々とあるにはあるんだと思いますが、個人的には一度置いたらそこから動かさないし、タイピングや何かの拍子に動く方がちょっと邪魔なので、これぐらい重いほうが有難い。

ただ、重い=持ち運びには適さないなので、持ち運びメインに考えるならHHKBとかKeychronがよろしいかと思う。

適度な高さと角度があって打ちやすい

高さ前 ー 奥(cm)角度
2 ー 3凡そ30度
筆者調べ

本機は画像から見える通り、角度調整の爪を使わなくて傾斜と高さがあり、それに合わせてキートップの高さや向きなどの角度も変えて設計しているので、非常に打ちやすいです。

打ちやすいは打ちやすいのですが、そもそもキーボードを置く位置と手を置く位置は同じところなので、どうしても手首を反るようにしないといけません。

しかし、この問題はHHKBやKeychronでも同じですし、反ることで起きる手首の痛みなんかは長時間のタイピングをしたりするような仕事じゃないとそうそう出るもんではないかと思いますので、大きな問題にならないでしょう。

英語かつテンキーレスがあること

買い替えに際して、求めた条件は下記の2点。

  1. 英語配列であること
  2. テンキーレスである

それぞれの条件を求めた理由はこちら

英語配列

職場で使うのノートパソコンが英語配列で自宅と職場で違う配列を使うとタイプミスが起こるため

テンキーレス

テンキーがあると、その分、モニタ中央に合わせてキーボードを配置できず体勢が崩れやすいため

この二つ、実は探すのが結構難しいんですよ。というものの、日本には日本語配列と呼ばれるキー配列があります

そのため、当たり前ですが、国内で流通しているほとんどのキーボードは日本語配列になります。更に、テンキーも付いていることが大半なので、かなり探すのが苦労する条件。

テンキーレスは見つけられたとしても、英語配列はまず見かけないと思います。それぐらい珍しい。

で、条件を満たすのは数が少なく、代表としては、先ほど挙げたHHKBとKeychronにREAL FORCEぐらいしかないため、個人的に英語配列&テンキーレスがラインナップされているというだけでも購入する価値あり!

キー位置がよく見る形で扱いやすい

英語配列&テンキーレス仕様のキーボードとして、候補に挙がったHHKB・Keychron・REAL FORCEですが、それぞれをキーボードを見た際の印象として

HHKB

後述しているが、カーソルキーなどがFnキーとの組み合わせというのは、独特過ぎて怖い。

Keychron

HHKBよりは扱いやすそうだが、やっぱ持ち運びを考慮してかキー配列に違和感がある。

REAL FORCE

キー配置も分かりやすく、フルキーボードから移行した場合に違和感なく使いこなせそう。

のように感じました。実際に本機を買う前のキーボード(日本語配列)と並べて比較した画像が下記にありますが、それほど大きな変更点が無いため、一から覚えなおす必要もなく非常に扱いやすかったです。

30gと非常に軽く指の負荷が少ない

REAL FORCE製品には複数のキー荷重があり、30gと45gに変荷重です。

そもそもキー荷重って何かっていうのを説明するのは、少し難しくて個人的な言い方で良ければになりますが、

”キーから返ってくる跳ね返りの強さ?”

とでも考えれば良いです。跳ね返りというと、語弊を招きそうですが、数値が重ければ重いほどより強く押さないとキーが反応しないと思っていれば概ね良いでしょう。

で、この30gはかなり軽くて、ふとした拍子に触れたら簡単に反応するレベルです。具体的には、購入当初にEnterキーに指を置いた状態でふとした拍子に軽く押し込んだら速攻で反応するぐらいの反応の良さがあります。

そんだけ軽いので、文字入力が多い人には指の負担が軽く歓迎されるでしょう。

主観による選択ライン

毎日、数万もタイピングするなら30gで、それ以下なら45gで

ただ、この辺りの感覚は人によって違うし、高価な物ですから試してみるのが良いでしょう。

悪い点

悪い点
  • キーボードとしては破格の3万Over
  • 手元が明るくないとキー印字が見えない
  • 高さと角度&軽いキー荷重で手が疲れる

キーボードとしては破格の3万Over

前述したHHKBとロジクール、Keychronと比較してもかなり高価です。というか、最高額に近い。

項目/製品名REAL FORCE
R3HD13
HHKB
HYBRID Type-S
ロジクール
K295GP
Keychron
K1 SE
価格34,540円36,850円2,900円16,940円
他メーカーとの比較

高額な物を探そうと思えばいくらでもありますが、安物キーボードが1,000円前後であることを考えると随分と高価なモノです。

34,540円の価値があると、個人的には思っていますが、「34,540円分、他のモノにも使えたんだよなー…」と感じてしまうぐらいの金額なのでこの部分に関しては悪い点かなと思います。

PCに関連するもので、最初にお金を掛けるべきなのはPC本体なので、道楽にすぎないといえばそうなんですけどね。

手元が明るくないとキー印字が見えない

私が持っているREAL FORCEは全体が黒で統一され、キー印字も黒くなっていますので、日中であっても見づらいです。夜とか夕方ぐらいになると、もはや明かりが無いと見えません。

そのため、黒は「ブラインドタッチが完璧もしくはほぼ出来て配置も大体頭に入っている!」ぐらいの人向け。

高さと角度&軽いキー荷重で手が疲れる

高さと角度があり、キー荷重30gと比較的軽いので、総合的に見ると非常に打ちやすいのは間違いありません。

なんですが、誤入力を防ぐことも踏まえて、どうしても手に負担がかかってきます。と言っても、腱鞘炎になるとかそんな酷いモノではありませんが…。

そのため、普段使いなら特に問題ありませんが、長時間&大量の入力をする人は気を付けたほうが良い。

もしくは、リストレストと呼ばれるものを利用するのが良いでしょう。

メンテナンス道具も紹介

REAL FORCEは高い。

その分、丁寧に使いたいと思うのは当たり前でしょう。であれば、メンテナンスもしっかりとしたいところです。

そこであると便利なメンテナンス道具もご紹介しておきます。

メンテナンス道具
  • キートップリムーバー
  • エアダスター
  • 綿棒
  • アルコール消毒液

キートップリムーバー

見た目は綺麗でも、塵やゴミ・食べかすなんかはキーとキーの間から落ちて基盤に近いところに溜まっていきます。これらは、エアダスターなどで拭いても全て取りきるのは難しい。

そのため、キートップを外すわけですが、それには専用の道具「キートップリムーバー」が必要。

こちらは、私が現在使っているリストレストと同じメーカーのキートップリムーバーになります。

外してみると分かりますが、外すのに力がいるうえに外すキーの数も多く、今回のキーボードなら87回しないとダメですから、力込めやすくなおかつ手が疲れない/痛くならないは必須条件です。

その点で言うと、こいつは手持ち部分が9cmと比較的長く力を込めやすいのでオススメ。

エアダスター

デスクトップPCやノートパソコン、PS5など排熱口に埃が貯まってしまうことはよくある。で、そういう埃って油汚れとくっついてしまうと、マジで取りにくい。

キーボードも同じで手汗や皮脂汚れなんかがありますし、エアダスターで塵やゴミを吹き飛ばしちゃいましょう。

エアダスターの鉄板といえば、言わずもがなってレベルでコレっす。最近は、電動の奴も数多く発売されています。

政争の頻度が高いのであれば電動も考慮して良いですが、頻度がそんなに高くないならこちらでよろしいかと。

綿棒とアルコール消毒液

綿棒は皆さんのお家にあるでしょうから、省略しますが電気機器などを拭いたりするときは、無水エタノールなどのアルコール消毒液を使うのが良いと思います。

今なら、コロナ対策としてもアルコール消毒を買って持っておいても損ありませんね。

無水エタノールは比較的大きいドラッグストアに売っていますので、お近くで買っても良い。

HHKBとの違い

HHKBはPFUが出している高級キーボードで、よく話題に上がるキーボードになります。

で、この二つの違いを表にまとめました。

項目名REAL FORCEHHKB
価格帯23,980~34,980円26,950~36,850円
配列日本語
英語
日本語
英語
接続方式有線のみと有線/Blue tooth5.0有線のみと有線/Blue tooth4.2
重量1.3~1.6kg530~540g
キー数87~11260~69
キーボードタイプ静電容量無接点方式静電容量無接点方式
キーマップ変更一律で可能不可と可能の機種有
キー荷重30g/45g/55g
変荷重
45g

もっとも決定的な違いがあるのは、キー数です。

REAL FORCEはキー数が87~112と幅があり、これはテンキーレスとフルキーボードによって違いがあります。

が、見た目は皆さんが普段使っているキーボードとほぼ同じです。

HHKBだと、英語配列・日本語配列によっても違いはありますが、代表的なところだとファンクションキーや十字キーなどがありません。

HHKBがなぜこのような合理的なキー配列なのか?というと、それはHHKBのルーツにあります。

HHKBのルーツ、それは「プログラマーが理想とするキー配列のキーボード」

だからこそ、最小の動きで最高のパフォーマンスを出すため、極力無駄な無い動きのキー配列を良しとしたんだと思います。

HHKBを見送った理由

HHKBとの違いについては理解できたかと思います。で、色々と悩みましたが、HHKBを見送る決断をしました。

端的に言うと、

Fnキーとの組み合わせが合わない

キーボードの配列を見ても超絶合理的な配置になっていて、

  • ファンクションキー(F1~F12)を押すとき
  • カーソルキーを押すとき
  • PrintScreenやPage Up/DownにBackspaceキーなどを使用する際

これらのキーが独立キーとして存在していなくてFnキーとの組み合わせで使うことになるのですが、特に不便だなと思ったのが、カーソルとBackspaceやPrintScreenが無い点です。

私は普段使いを中心に考えているので、プログラマーほどバリバリ入力することはないだろうと思い見送りましたね。

最後に…

美しい…感動する

いまのキーボード市場は、eスポーツの高まりなどでKeychronやRazerにCorsair・SteelSeriesを始めとする様々なメーカーのキーボードが溢れています。

もちろん、私もREAL FORCEを買う前にはそれらの製品をチェックし選択肢としても入れました。

買ってレビューして良い点、悪い点アレコレ言いましたが、店頭で見た時の黒の美しさ、洗礼されたデザイン、REAL FORCEがあるだけで1枚の写真を見ているような錯覚を覚える雰囲気に惚れました。

たかがキーボード、されどキーボード

毎日使うものだからこそ、使っていて楽しい、テンションが上がる、気分が良いなどの性能とは別の何かがあることが重要である。そういうことを再認識させてくれる製品でした。

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