お酒はあまり得意じゃない
そんな人にオススメしたいのが、果実酒です。
わりとなんでも呑む私も、カルピスサワーなどのジュースっぽいお酒を好んで注文しますが、そんな私がサワー以外によく注文するのが、居酒屋なんかでも注文できる果実酒のたぐい。
(普段、ジュースなんて呑まないので、お酒の席で呑むサワー系が貴重なだけ
今回は、ちょっとした事情で衝動買いしてしまった果実酒「あらごしシリーズ」についてレビューします。
商品紹介
本商品は、梅乃宿さんが出してる果実酒”あらごしシリーズ”の中から3種類が選出された商品で、あらごしりんごともも、ゆずが入ったセットで720mlになっています。
あらごしりんご
アルコール度数7%と、アルコール度数8%が多いあらごしシリーズの中でも比較的、低いお酒です。中には、角切りにしたりんごとすりおろしりんごが入っています。
あらごしもも
あらごしももは、ピーチ果汁のようなとろりとした呑み心地の果実酒となっています。
あらごしゆず
ゆずの香りと風味がしっかりと楽しめて日本酒とのマリアージュが特段感じられる果実酒に仕上がっていますね。
呑んだ感想
この記事をあげた時点で、3種の果実酒は全て空けきっているので、その余韻を出来る限り伝えたいと思います。
とろり濃厚な甘さの”あらごしもも”
- ピーチ果汁のようなとろりとした呑み心地
- よく振っても一口目はアルコールの味がグッとくる
- 甘くて呑みやすいのですぐに呑み切ってしまうかも
- 甘みが強いので酒の肴は要らないかな?
なんとなく味の想像がつくゆずを呑むよりも、果実酒としては珍しいももを攻めてみることに…。注いでみると、思ってたよりもとろりとしていて、ネクターとかを思い出したね。
裏面に書いてある通り、よく振って呑んでみるが、一口目はアルコールの味がグッと喉に来るのでちょっと驚きました。
が、その後はももの甘みや香りが、アルコールの味を封じ込めたので、そこはお見事!といったところ。
一口目のアルコールの味を楽しみつつ、後追いでくる桃の甘みの癖になってしまうのか、何度も何度も注いでは呑むを繰り返してしまった。
結果、2時間で呑み切ってしまうっていうね!!
ここまで書いておいて、個人的に甘みが強く、とろりとし過ぎてて酒の肴を何にするか凄く悩んでしまった。というより、このあらごしももに関して言えば、酒の肴は正直、不要?と思ってしまったかな。
これ単体で十分!
ツマミを食べて、あとはお酒だけ楽しみたいよね!っていう時に、選ぶのがよさそうな果実酒であった。
肴と一緒に呑みたい”あらごしゆず”
- ももと比べるとサラッとしてる
- 一口目からゆずの味がしっかりと出てて呑みやすい
- 酒の肴にちょうどいいスッキリとして呑み心地
- どんな酒の肴にもあってしまう懐の広さが魅力的
あらごしももを呑んだ翌週、続いて飲んでみたのは果実酒としてはわりとメジャーなゆずだ。メジャーとはいえ、正直、ゆず酒はあまり呑む機会が無くてドキドキもの。
いざしかし!呑んでみると驚いた。ももと比べて、完成度の高さが段違いなのだ!
何故か?その答えは、簡単
一口目にアルコールの味を感じないのだ
あまりの完成度に、一度ラベルを見直して「本当に日本酒入っているよね!?」と確認したぐらい。
これにはゆずという強烈な味の個性によるものが大きいのだろうと感じた。というのも、この後、呑んだあらごしりんごも含めてになってしまうが、ゆずに比べてももやリンゴはそのままジュースとして呑めるほど単体での完成度が高い。
それに比べて、ゆずは単体でジュースとして呑むには味の主張が強すぎる。
酸っぱすぎるのだ。
だが、この味の強烈さはアルコールという喉を焼くような主張の強い飲み物と混ぜても負けない強さがあり、それが結果としてゆず酒としての完成度の高めているのだろうと考えられる。
と、長ったらしく講釈を垂れてみたが、正直、これを書いている今でもその味を思い出せるぐらい美味かった。
そして、前述のももに比べて酒の肴と合わせたくなる、そんな味でもあった。
合わせるなら定番の焼き鳥や塩味のある肴が良いな、他にはシシャモや珍味も良い、つまりなんでも合うってこと!
コメントに困った”あらごしりんご”
- リンゴジュースに日本酒を足した?って感じる
- あらごしももと同じく一口目はアルコールの味がする
- 角切りとすり下ろしたリンゴが入っていて新鮮
あらごしももやあらごしゆずは空けたその日に呑み切ったのだが、りんごに関しては呑み切るまで2日掛かった。その辺りの感想はとりあえずおいておくとして。
あらごしりんごに関しては、果実酒として及第点ではあるものの次回購入はしないですね。
呑んだ後に味や風味を含めて、思いついたイメージは
果汁100%のリンゴジュースにちょっとの日本酒足したらこんな味かな?
って感じてしまうほど、りんご自体の風味や香りが薄めでももやゆずに比べて物足りなさを感じてしまう。
また、角切りにして入っているりんごが邪魔で邪魔で仕方がない。
公式には、かき混ぜながらと書いてあるけどかき混ぜても角切りしたりんごが底に溜まっていて、こんなことしなきゃいけないほどりんごの味が薄いならそもそもの製造方法や抽出方法を考えるべきじゃ?とも感じましたね。
個人的、美味しかったランキング
ということで、3種の果実酒を呑んだ後に個人的に美味しかったと思う順位をつけてみようかなと…。
1位 あらごしゆず
スッキリとした飲み口が嫌いじゃなければ、とりあえず呑んでおいて損はない。
そう言えるだけの完成度を誇る。
スッキリとした味わいのゆず酒には、生ハムや餃子など味の強い肴を良さそう。
2位 あらごしもも
お酒とおつまみを堪能した後に呑みたいお口直し的な甘めの果実酒。
ももの甘さはあるものの、呑めば一口目に日本酒を感じる大人味で余韻もたっぷり。
この酒には肴は要らないので、その味をじっくりと堪能してほしい。
3位 あらごしりんご
呑まなくていい…かな…?
最後に…
今回、果実酒を買う前にお気に入りのリキュールを買ったのが発端でした…そのため、ほぼ衝動買いと言っていい。
とはいえ、前々から呑んでみたいなーと思っていたので、いいタイミングだったなと。
ただ、毎日ノルマがあるような仕事なので、毎晩、晩酌するわけにもいかないので、週末に呑んでたら大体1日で720mlを空けてしまったのは予想外デス()
ランキングにも書きましたが、今回の3種の中ではオススメはゆず酒になります。果実酒といえば鉄板といえますかね。
ただ、鉄板ゆえに完成度も高かったので、だいぶ満足です。
次、また買う機会があれば梅とゆず、れもんの酸っぱい三連星に挑んでみたいもんです。笑
コメント