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【買う?】定番の壁寄せテレビスタンドWALLの新製品”V2 CASTER”について初見の印象を書いていく

随分前からテレビ離れが叫ばれていますが、いまはチューナーレステレビが発売されているところからみても映像出力としてのテレビにはまだ需要があるように見えます。

テレビを配置する方法として、テレビ台が多かったんですが、最近は壁寄せスタンドが主流になっています。

壁寄せテレビスタンドの定番といえばEQUALSのWALLでしょう。

そのWALLですが、6/13にWALLスタンドの新製品”V2 CASTER”が発売になりましたが、そちらについて仕様や価格などを含めた初見からの印象をまとめてみました。

仕様や価格などから妄想した内容ですのであしからず。

目次

テレビスタンドWALLとは?

テレビCMをやっていたり、家電量販店などで見かけるテレビスタンドとしてかなり有名なWallですが、今までは下記のラインナップとなっていました。

製品名V2V3V4V5
タイプLOW/HIGHLOW/HIGHFLOORLOW/HIGH
対応サイズ60インチまで32~80インチ90インチまで80インチまで
設置据え置き据え置き据え置きキャスター付
価格34,900/37,90044,900/47,90052,80047,300/49,500

で、6/13にV2に新たな派製品として、”V2 CASTER”が発売になりました!

V2 CASTERの仕様

ということで、V2 CASTERの仕様について発表されている情報からおさらいしていきましょう。

製品名V2 CASTERV2 CASTER
タイプLOWHIGH
対応サイズ32~60インチ32~60インチ
土台仕様キャスター付キャスター付
移動可否
価格29,900円36,900円
商品重量約20kg約25kg
耐荷重25kgまで25kgまで
台座サイズ60×50cm70×56cm

基本的な仕様については、キャスターが付いていないタイプのV2とほぼ同じですが、違う点は耐荷重や商品重量、価格の点ですかね。

その点も含めて、良さげな点・気になる点にしてまとめますので、そちらからどうぞ。

良さげな点と気になる点

本品の良さげな点と気になる点について列挙していこうと思います。また、V2 CASTERのみならずテレビスタンドとして考えた場合の気になる点についても書き出します。

良さげな点
気になる点
  • テレビ台と違いスペースを取らない
  • 個々人に合わせて高さを変えられる
  • 対応しているテレビが事前に分かる
  • WALLの中で最安値のモデルでお得
  • 自立もできるので配置が自由自在
  • テレビの選択肢が狭くなる
  • テレビスタンドとして高価
  • 収納が無く、オプションも高い
  • V2と比較して重い
魅力
  • テレビ台と違いスペースを取らない
  • 個々人に合わせて高さを変えられる
  • 対応しているテレビが事前に分かる
  • キャスターがあるので移動が容易
  • WALLの中で最安値のモデルでお得
  • 自立もできるので配置が自由自在
気になる点
  • テレビの選択肢が狭くなる
  • テレビスタンドとして高価
  • 収納が無く、オプションも高い
  • V2と比較して重い

良さげな点①:テレビ台と違いスペースを取らない

テレビのサイズで一番モデル数が多いのは、55インチとなりますがこのサイズだと幅120cm前後となり、それを乗せるテレビ台は往々にしてジャストなサイズ120~140cm前後になります。

これだけの床面積を確保するのは、家族で暮らしていても結構大変ですし、一人暮らしならなおさら難しい。

その点、WALLは確保すべき床面積が76cm × 52cmとだいぶ狭くて、スペースの確保が容易です。

良さげな点②:個々人に合わせて高さを変えられる

WALLに限らずテレビスタンドは高さを変えることができますので、個々人の生活スタイルに合わせた高さに変更することができます。

とはいえ、変えられる上下の高さには限界がありますので、そこは注意です。

良さげな点③:対応しているテレビが事前に分かる

失敗しないためにも対応テレビが事前に分かるのは良い。

地味にあると助かる対応テレビのリスト。というのも、テレビスタンドに対してテレビをつける場合、VESA規格というのに対応していることが必須なんですが、それだけでは情報としては不足しています。

というのも、以下のようなケースがあり、買ったとしても無駄となる可能性が高いから。

取り付ける際の背面はテレビによって違い、
たとえVESA規格に対応していても取り付け不可の場合があるから

そのため、事前に対応しているどうか分かる点は嬉しい。特に、テレビスタンドを主として展開しているメーカーですから国内に出回るテレビに対して記載されているのも助かるポイント。

対応テレビのリストだけじゃなくて、下記画像のように上端・中央・下端の高さが分かるので、事前にどのぐらいテレビが来るのか?というのも分かるの良いですね。

ちなみに、対応テレビと言いつつメーカー欄にDELLがあったりするので、PCモニターもWALLで壁寄せすることが可能みたいです。

良さげな点④:WALLの中で最安値のモデルでお得

ロータイプなら安い!

パッと見で目につくのが価格ですね。特にロータイプのV2 CASTERは29,900円とWALLの最安モデルになります。

HIGHタイプだと価格差が1,000円しかないので、ちょっとお得感は薄くなりますが…。

良さげな点⑤:自立もできるので配置が自由自在

本製品は壁寄せもできますが、自立も可能なので配置する場所は自由に選ぶことができます。キャスターが付いていますので、好きな位置に素早く変更できるのも良いですよね。

ただ、このメリットは本品の重量や取り付け可能なテレビの耐荷重と等価ですので、意見が割れるところでしょう。

気になる点①:テレビの選択肢が狭くなる

テレビの買い替えなんかで選択肢が狭まる

良さげな点として挙げた、

  • 対応しているテレビが事前に分かる
  • 自立もできるので配置が自由自在

この二つですが、逆の捉え方をすると、「テレビの選択肢が狭まる」ということになります。

と言いますのも、テレビは買い替えが発生するため、その際にWALLを使い続けるなら対応したモデルを選ぶことになります。

また、テレビの耐荷重にも気を付ける必要があります。

公式サイトより引用

V2 CASTERは耐荷重が25kgとなっていて、この重量になると概ね55インチが限界で、60インチになると25kgを超える重量になってしまうケースも出てきますので、将来的にサイズアップも検討しているなら致命的と言えます。

気になる点②:テレビスタンドとして高価

WALLはかっこいいし、結構人気もあるんですがそれ以上にキツイと感じるのが価格の高さ

現状の最安でも34,900円って…40インチのテレビが買えちゃいますよ?っていうぐらいなので…この価格をどう捉えるかは人によってマチマチだと思いますが、わりと高いと感じる人が多いのでは?と思いますね。

気になる点③:収納が無く、オプションも高い

テレビスタンド全般に言えることですが、基本的に収納能力はありません。そりゃ、テレビを取り付けるだけですからなくて当然です。

そのため、収納スペースが必要な場合は、追加の出費が必要になりますが、公式のオプションパーツが高い

オプションパーツ名価格
棚板 – レギュラーサイズ7,980円
棚板 – ラージサイズ9,980円
サウンドバー専用棚板10,800~19,800円
ハードディスク ホルダー5,980円

いくらV2 CASTER本体が安いとはいえ、収納力を増やすにしてもオプションパーツが高いのは、流石に頂けない。

気になる点④:V2と比較して重い

キャスターが付いているので、さほど気にする必要もないかと思いますが、自立可能な本品はV2よりも若干、重量増になっています。

項目/製品名V2
HIGH
V2 CASTER
HIGH
V2
LOW
V2 CASTER
LOW
本体重量20.5kg25kg16kg20kg

自立+キャスター付ということでどうしても重量があり、この点は気になります。既に上記でも書いているように設置後に重量で悩むことはありません。

が、個人的に心配しているのは組み立ての時と、キャスター部分の負荷によるフローリングなどの歪みでしょうか。

(私的にはどっちも重要ですが、一般的に後者のほうが心配要素でしょうか。

V2と違い、テレビの重量を台座全体で支えるのではなく、キャスター部分のみで支えるわけですから、一点にかかる負荷というのは相当のはずですから、歪みが出たりへこんだりする可能性は十分あります。

購入する価値はあるか?

ということで、ここまで妄想を基に書いてきましたが、購入する価値はあるか?というと…

製品としては面白いけど、価格面で考慮すると価値無し。
ただし、テレビの視聴空間に金を掛ける意味でならアリ。

製品としては面白いなと思いましたね。一般的にはテレビスタンドって据え置きタイプが多くてキャスタータイプって数が多くないし、価格もWALL全体で見ると比較的安いですから。

安いというのはあくまでWALL全体で見た場合の話であって、オプションを含めても決して安いわけじゃない。

そのため、価格との比較で考えると、購入する価値は無いかなー…。(スマン

ですが、テレビを視聴する空間に対してお金を掛けている場合、例えばサウンドバーや5.1chサラウンドシステムを構築したりしているなら、テレビスタンドもそれ相応のものにすると考えた時にはこの選択肢はアリでしょう。

まぁ、こだわるならV3とかV5あたりをチョイスしそうですが…ということで、個人的には中途半端って感じ?です。

最後に…

ということで、気になった製品を買わずに妄想して初見の印象を書く【買う?】シリーズも第五弾になりました。

今回は、家電というよりも家具?に近い製品を初めて扱うので少しドキドキしましたが、テレビを購入したい欲求が高まりつつあり、それでテレビ台やテレビスタンドを調べていくうえで本品を知りました。

最初は良いなと思いましたが、冷静に考えてみると欠点があることも見えて、決めつけで買ってしまうところでした。

今後も気になる製品を見かけたら、色々と紹介しつつ書いていこうと思いますので、次回もご期待ください。

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